パルスオキシメータ知恵袋 番外編

家庭での安心利用ガイド

いざっで役立つパルスオキシメータの性能とは?

いざっという時に、パルスオキシメータが以下のような状態だったら、どうなると思いますか?

XXX 全く測れない 数値が出ない
XX 数値が出るのが遅い。または数値が出ても、数値が安定しないため正確な数値が判断できない
X 安定して数値は出ているが、その値が間違った値(真値と大きくかけ離れた値)を出している

パルスオキシメータは、血液の脈動で生じる赤色・赤外光の変化量の比率で酸素飽和度を計算します。

体調が悪くなると、指先に送られる血液の量が減っていきます。赤色、赤外光ともに変化する量が小さくなります。これを低脈波といいます。

また、体調が悪くなると酸素飽和度が下がってきます。酸素飽和度が下がると、酸化ヘモグロビンの量が減り、赤色光の変化量が小さくなります。

酸素飽和度が下がる事がまた体調を悪化させていきます。

体調が悪くなればどんどん測定が困難になっていきます。

酸素飽和度が下がる事がまた体調を悪化させていきます。
正しい測定チェックリスト

いざっという時に役立つパルスオキシメータは低脈波性能が大事

パルスオキシメータの性能を評価する一つの指標に低脈波性能があります。
これは、体調不良などで脈動が悪くなった時にも、きちんと測定できるかどうかの性能となります。

パルスオキシメータの正しい測定のチェックポイントに、「機器の取扱説明書を読んで、正しく十分な脈動があるかを確認しましょう」とあります。これは機器によって、低脈波性能が異なり、正確に測定できる十分な脈動量が違うことを示しています。

医療機器認証がパルスオキシメータの性能を保証しているかのような誤解がありますが、医療機器認証はあくまで健康で脈動が十分にある方で性能を確認しているだけで、低脈波性能までは保証しておりません。

いざっというときに役立つパルスオキシメータの一番のポイントは、低脈波性能が良いという製品を選択することです。

低脈波性能に優れていると訴求している機種は、その根拠となる試験結果を公開する必要がありますので、 カタログやホームページ等でそれを確認しましょう。

勿論、コニカミノルタPULSOXシリーズは慢性呼吸器患者さんの使用を念頭に置いて開発しており低脈波性能に優れたパルスオキシメータとして低脈波性能を訴求しております。

いざっというときに役立つパルスオキシメータの一番のポイントは、低脈波性能が良いという製品を選択することです。