省エネ大賞

経済産業省  主催 平成19年度 省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞 bizhub C650/C550

デジタルカラー複合機「bizhub(ビズハブ) C650」「bizhub(ビズハブ) C550」は、経済産業省主催の平成19年度第18回「省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。

製品情報

bizhub C650   bizhub C550

コピー速度がアップしても、消費電力は約3分の2

2年前の製品bizhubC450よりも、コピー速度が2~4割速くなっているにもかかわらず、消費電力は3~4割削減しています。

年間消費電力

  白黒印刷速度 カラー印刷速度 年間消費電力※
bizhubC450 45枚/分 35枚/分 671kWh
bizhubC550 55枚/分 45枚/分 393kWh
bizhubC650 65枚/分 50枚/分 462kWh
数値は国際エネルギースタープログラムで定められた測定方法による標準消費電力(TEC)を52週(1年間)に換算したものです。

電源を入れてからコピー開始まで30秒以下を実現

bizhubC650では、副電源※ONからの立ち上げ時間が30秒以下と高速です。
さらに、主電源ONからのウォームアップタイムも85秒以下を実現しました。
(bizhubC550は、副電源ONから60秒以下、主電源ONから115秒以下)

ウォームアップタイムの短縮は、すなわち温度を上昇させる技術力の証明です。
温度上昇のスピードアップによって、ユーザーの使い勝手を向上させつつ、エネルギー消費量も削減するという省エネ設計が実現しました。

副電源:各機能の動作に対する電源。日常的な電源スイッチとして使用。
主電源:機器のすべての機能に対する電源。通常はFAX待受けなどのために夜間でもONの状態。

省エネのひみつはトナー定着での新技術

複合機では、紙の上にトナーで描いた文字や画像を固定するために、定着と言って、熱を加える必要があります。
この定着に使う電力は、消費電力の6割以上を占めています。

そこでコニカミノルタでは、定着での消費電力削減を目指し、研究開発を進めてきました。

自社65枚機エネルギー消費効率測定モードでの消費電力

省エネの主な技術

その1 トナーの融点を下げた『デジタルトナーHD』の導入

定着温度が低ければ、暖めるエネルギーは少なくて済む。
つまり、省エネ。

その2 定着ローラの表面だけを誘導加熱の原理で発熱させる『IH定着』の搭載

すばやく温まれば、待機時の温度(エネルギー)は低くて済む。
つまり、省エネ。

その3 動作モードに応じた最適な電力制御

機器内の無駄な電気使用をカットする。
つまり、省エネ。

パソコンからのプリントアウト時やFAX受信時には、作動させなくて良い操作部やスキャナ部などへの電気を止めるなどの、きめ細かな電力供給制御機能が搭載されています。

カラーでも両面印刷の生産性100%

カラー印刷でも、両面印刷時の1ページの印刷スピードが片面印刷時と変わらない、100%の両面生産性を達成。
これからは、白黒印刷だけでなく、カラー印刷でも両面コピーをご活用下さい。

独立した反転経路を設ける反転専用ローラ方式と、3枚交互両面搬送制御を採用することにより、両面印刷時の高スピード化を実現しました。

その他の特徴

【リサイクル性】

  • プラスチック部品の一部に、リサイクル材を採用しています。
  • 全てのプラスチック部品には樹脂材料表示をしています。
  • 粘着部分の残らないラベルを使う、特殊な工具を使わなくても一人作業で解体できるなど、リサイクルのための解体を容易にする工夫をしています。

【化学物質管理】

欧州の化学物質規制「RoHS指令」の対象物質である、鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどの重金属および2種類の特定臭素難燃剤(PBB、PBDE)を含まない部品のみで生産しています。

【低騒音・低排ガス】

オフィスで働く方のために、騒音および排ガスを低減。ドイツの環境ラベル「ブルーエンジェル」RAL UZ-122の基準値(騒音<75dB、TVOC<18mg/h)をクリアしています。

TVOCとは、VOC(揮発性有機化合物)の総排出量です。

【ユニバーサルデザイン】

カラーユニバーサルデザイン
従来からのユニバーサルデザインに加え、カラーユニバーサルデザイン認証を取得しています。

【取得環境ラベル】

エコマーク

エコマーク

国際エネルギースタープログラム

国際エネルギー
スタープログラム

ブルーエンジェルマーク(ドイツ)

ブルーエンジェルマーク
(ドイツ)

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