ぬすまれた月

和田誠が初めて挑むプラネタリウムの世界。

  • 上映時間 24分
  • 対象 一般
  • 季節 四季
  • ジャンル 原作つき/物語/天文学
  • 管理番号 E-51
  • 原作 和田 誠

ぬすまれた月

あらすじ

新聞各紙に紹介された、和田誠氏脚本による話題作。
同タイトルの絵本を元に、天文ファン以外の方にも楽しんでいただける上質のプラネタリウム番組に仕上げました。
下記ストーリーに絡めて、科学的な月の紹介やギター演奏を聴きながら、ゆったりとした気分で星座を眺めていただくシーンを盛り込むなど、従来とはひと味違った番組をお届けいたします。

ストーリー

1.

空を見上げよう。ほら月が出ています。
世界中の人が月を見ます。
どこの国も「月」はきれいな言葉。

2.

月には模様が見えるので昔から世界の人はあそこに何かがいると考えていました。
月はたくさんの伝説、物語、詩や歌を持っています。

3.

ここにも一人、月が大好きな男がいました。男は月を取ってこようと、長い長いはしごを作って月を持って帰りました。
男は月を箱に隠して時々眺めていました。

4.

ある晩、泥棒が覗きました。
大切な箱らしい、早く盗んでしまおう。
しかし、箱を開けても中は空っぽ。その日は、新月だったのです。

5.

泥棒の捨てた箱を見つけたのは一人の女の人でした。
その人は三日月で竪琴を作り、その音楽は大評判になりました。

6.

演奏会に出た女の人は、船の人たちに聞かせようと、 竪琴を取り出したが、竪琴はすっかりだめになっていました。女の人は、竪琴を海に投げ込んでしまいました。

7.

二つの国の二つの船が、一緒に一匹の魚を釣り上げました。
半分に切ってみると中から月が出てきました。

8.

二つの国が月をめぐって争います。
二つの国のまん中に柵が立てられ、兵隊がお互いに見張っています。いつ戦争が始まるかわかりません。

9.

つまらないのは子供たちです。せっかく仲良く遊んでいたのに…。
子供たちは一計を案じました。
『小鳥たち、月を空にかえしてね。』

10.

空を見上げよう。
ほら、今夜も月がでています。

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