Connected Dome
コニカミノルタプラネタリウムは、ネットワークやクラウドと連携したプラットフォーム型サービス「Connected Dome®」を投入し、強みである全天周映像・VR映像を核に、「臨場感×ネットワーク」によるリアルな体験を再現します。
今まで単体で運用されてきたプラネタリウムをネットワークを介してつなぎ、多様なコンテンツ体験の共創を推進してまいります。
プラネタリウム向けコンテンツ配信サービス「Connected Dome Library®」
コニカミノルタは、「Connected Dome」ソリューションの第一弾として、プラネタリウム番組の配信をネットワークサービスで行う、全天周デジタルコンテンツ配信サービス「Connected Dome Library」の提供を2021年3月より開始しました。
「Connected Dome Library」で実現できること
上映効率の向上、オペレーションコストの削減
現在、プラネタリウムで新コンテンツを上映する際には、自動投映プログラムを上映館ごとにセッティングする必要があり、この作業のために数日の休館を余儀なくされています。「Connected Dome Library」は、クラウド経由でダウンロードしたコンテンツを専用サーバーに格納し、そのまま上映できるため、より多くのコンテンツを手間なく、効率的に上映でき、休館日数の削減に寄与します。
より多くのコンテンツを自由に編成
効率的なコンテンツ配給により、上映館はこれまでよりも多くのコンテンツを自由に編成できるようになるため、来場者のリピート率向上に役立ちます。また、プラネタリウム職員のワークフローを改革し、生産効率を高めることで、創造的な業務への時間を生み出すサポートをします。
プラネタリウムの情報発信基地としての価値向上
今後はドーム施設同士をつないだライブ配信も実施する予定で、プラネタリウムの情報発信基地としての価値を高めます。
Connected Dome Libraryポータルサイトはこちら
「Connected Dome Library」の導入プラン
再生機器 + 保守・維持費 + コンテンツ上映権をパッケージにした、
サブスクリプション・サービス(年間ご契約)でのご提供
- 再生機器の設置により、番組購入前にドーム内でプレビュー映像が確認できます
- Standard/Premiumプラン対象番組は毎年更新される予定です
「Connected Dome」ソリューションへの取り組み
コニカミノルタは、プラネタリウム業界で唯一、直営館運営・コンテンツ制作・システム開発の全てを手掛け、そのリソースと知見を活かしてドームシアター市場の変革に取り組みます。
- ・360度映像を映し出すLEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を発売 (2019年7月)
- デジタルプラネタリウムの世界的トップメーカーRSA Cosmos社を買収 (2019年11月)
- ・直営館上映作品の360度VR配信開始 (2020年5月~)
- 無観客オンライン開催の「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2020」(イノフェス) がプラネタリアTOKYOにて開催(2020年10月)
- 「Connected Dome Library」サービス提供を開始(2021年3月)
将来的には、全国の自治体に設置されている約350館のプラネタリウムがパブリックビューイングやコミュニティライブサイトの対象となり、複数のプラネタリウムで同じ星空を見ながらコミュニケーションを行ったり、宇宙ステーションと交信したり、遠隔地で開催される音楽ライブやイベントに参加できるなど、双方向の360度体験を提供してまいります。
「Connected Dome Library」(CDL)導入プラネタリウム施設(五十音順)
- 黒部市吉田科学館
- 佐世保市少年科学館
- つくばエキスポセンター
2021年7月現在
※「Connected Dome」及び「Connected Dome Library」はコニカミノルタ株式会社の登録商標です。
【 サービスについてのお問い合わせ先 】
コニカミノルタプラネタリウム株式会社 https://www.konicaminolta.jp/planetarium/support/index.html
東京事業所TEL:03-5985-1711 大阪事業所TEL:06-6110-0570