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口が渇いて仕方ない!もしかしてドライマウス?

毎日、水分も充分とっているはずなのに気づくと口が渇くということありませんか? その症状はもしかすると「ドライマウス」かもしれません。

口が渇いて仕方ない!もしかしてドライマウス?

20代でもドライマウスが
見られるように…

ドライマウスとは唾液の分泌が低下し、口の中が渇く現象です。原因の一つに加齢が挙げられますが、最近では20~30代の女性にもドライマウスが見られるようになってきたといいます。
「20代~80代まで全国から口の渇きに悩む女性の患者さんがやってきます。」とは、全国初のドライマウス女性専門外来を立ち上げ診療にあたっている志村デンタルクリニック副院長の志村真理子先生。
特別な疾患がないのに、ドライマウスを訴える20~30代の女性の多くは、生活習慣とストレスによる原因が大きいといいます。

朝食を食べないことが
渇きの原因に

唾液は『耳下腺→サラサラの唾液』『舌下線→ねばねばの唾液』『顎下腺→さらねばの唾液』と分泌される場所により性質が違います。この3つの唾液がバランスよく分泌されることで口の中がなめらかに清潔に保たれています。
「口の中が渇くからと一時的に水分を摂っても、すぐに渇くだけ。まずは規則正しい生活を心がけ、3食しっかりよく噛んで食べるということが大事です」と志村先生。
唾液の分泌量は、朝起きてすぐは1日の中で最も少ない状態です。それが朝食を食べることで上昇。昼食後の14時をピークに翌朝まで分泌量が低下します。
朝食を食べることは1日の唾液の分泌を開始することにつながります。
「しっかり噛むことで耳下腺、舌下線、顎下腺をまんべんなく刺激するので、ちょうどいい状態の唾液を分泌することができます。また唾液には口の中を潤すだけでなく、消化の働きもあるので、胃腸の働きを助けることにもつながります」
しっかり噛むことはいいことづくめだという志村先生。ではどのような食事を心がければよいのでしょうか?
「一番重要なことはしっかり噛むことです。噛み応えのある根菜類などをメニューに加えるのも」

朝食を食べないことが渇きの原因に

会社で口の渇きを
感じたら…

プレゼンの前、口が渇いてうまくしゃべれないという症状はストレスが原因によるドライマウスです。体が緊張し、唾液の分泌が抑制され、口が渇いている状態なので、リラックスすることを心がけましょう。
「唾液の分泌量をすぐに増やすにはガムを噛むのがおすすめです。ほかにも大きく口を動かして「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」とはっきり発音すると唾液腺を刺激するだけでなく、口の動きもよくなります」
さらに口が渇くことで、口臭が気になって人前で話すことに自信をなくしている女性が多くみられるといいます。
「口臭が気になりはじめると刺激性の強いオーラルケア用品を使う傾向にありますが、 ドライマウスの方は低刺激で保湿効果のあるドライマウスケア用品がおすすめです。発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム塩)を含まない歯磨き粉や、口内を潤す保湿剤があります。一般に市販されているマウスウォッシュならばノンアルコールタイプが良いでしょう。お口の健康を保つことが唾液の分泌も促し、口臭予防につながります」と志村先生はいいます。
またオフィスや自宅の部屋の湿度も大事です。真夏の冷房の時も、空気が乾燥する冬場の暖房の時も湿度の管理やマスクの使用などで良好な環境を保ってください。

会社で口の渇きを感じたら…

まとめ

朝食をしっかり噛んで食べることがドライマウスの緩和につながります。また緊張による口の渇きの場合は唾液腺を刺激するガムや口の体操をしましょう。これからの季節はオフィスの乾燥がドライマウスの原因になる可能性が。

By Monicia編集部

鈴木知世先生

監修
志村真理子先生

昭和大学歯学部卒業。元NTT東日本関東病院歯科口腔外科を経て、現在、志村デンタルクリニック副院長。