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イライラのときに試したい日光浴

イライラのときに試したい日光浴

3~4月にかけての年度の変わり目は、生活環境が変わったり、天気の変化も激しく
イライラしたり落ち込みやすくなる人も多いでしょう。
そこで今回は誰でもすぐにできる気持ちの乱れをラクにする方法を紹介していきます。

外に出るだけで
イライラが軽くなることも

環境や人間関係が変わったり、気温や天候の変化が激しくなると、イライラしたり、気分が落ち込みやすくなったりすることはありませんか?じつはこの症状は精神的なバランスを整える神経伝達物質であるセロトニンの低下が一因だと考えられています。

気持ちを整えるのには、セロトニンを少しでも多く分泌させることがカギとなるため、まずは分泌を促すことが必要です。ではどのようにして分泌を促せばよいのでしょうか。

日光浴とウオーキングが
セロトニン分泌のカギ

セロトニンを効率よく分泌させるには、日光浴をすることとリズム運動をすることです。セロトニンの分泌はお昼の12時前後がピークと考えられています。この時間帯にウオーキングやジョギング、サイクリングなど一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返すリズム運動をすると、よりセロトニンの分泌を促します。
とはいえ、毎日、午前中にリズム運動をするのは難しいので、家から駅まで一定の速さで歩く、少しだけ遠回りして買い物に行くなどするだけでもよいでしょう。

日光浴とウオーキングがセロトニン分泌のカギ

日光浴には体内の
カルシウム吸収を盛んにする作用も

イライラを解消するという面で日光浴にはもう1つのメリットがあります。日光浴をすることで皮膚のコレステロールからビタミンDが生成されます。この生成されたビタミンDには、腸管からのカルシウムの吸収を促進し、腎臓からのカルシウムの再吸収を促進し、血中カルシウム濃度を高める作用があります。

カルシウムには神経の興奮を抑え、精神を安定させる働きやホルモンの分泌を調整する働きがあるため、イライラしたときに日光浴で体内へのカルシウムの吸収を促すことはおすすめです。ちなみにビタミンDが活性化されるのに必要な日光照射時間は15~20分という研究結果も出ているので、イライラしたときちょっと外に出て日光浴をしながらひと息つくのもよいでしょう。

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日光浴で体内時計をあわせれば
自律神経も整う

日光浴が習慣になったら、朝起きたらすぐに日の光を浴びることを心がけてみてください。
朝一番に光を浴びると、睡眠を誘導するホルモンであるメラトニンを抑制することができます。すると、体の中の体内時計が整い、15~16時間後に自動的にメラトニンが分泌される仕組みが整います。
例えば朝6時に起床し光を浴びると、21~22時には眠くなるという体内時計に従った体内のリズム(サーカディアンリズム)ができあがります。
さらに体内のリズムが整うと日中は交感神経が働きやすく、夜は副交感神経優位になりやすくなります。こうして自律神経が整うことで、体調が整い、精神的にも安定するため、イライラした感情が起きにくくなります。

春先の環境や天気の変化で精神的に乱れたときは日光浴で気持ちを整えましょう。

まとめ

日光浴にはセロトニンの分泌させる作用、カルシウムを体内に吸収させる作用があり、この2つの物質が増加するとイライラが軽くなることがあります。また朝起きてすぐに日の光を浴びると自律神経も整うので心身ともに安定します。

By Monicia編集部

根来秀行先生

監修
根来秀行先生

医師、医学博士。ハーバード大学医学部、ソルボンヌ大学医学部客員教授。専門は内科学、抗加齢学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の研究を行う。