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体の中から解消!冷え取り食材

体の中から解消!冷え取り食材

厚着をしても室温を高く設定しても手足の末端は冷たい…。食べ物を少しだけ変えることで「冷え」が改善する食材を紹介していきます。

どうして寒くなると
体が冷えるのか?

この時期悩む女性が多い「冷え」。手袋をしても指先だけ冷たかったり、ベッドに入っても足の末端だけ冷たく眠れなかったりする人も多いでしょう。「冷え性」に対して明確な診断基準はありませんが、特に女性の「冷え」の場合、その原因として、痩せていて筋肉量が少なく熱を産生しにくいこと、月経の影響で腹部に血流が停滞しやすく血流が滞りやすいことなどが挙げられます。


実際に、これまでの研究でも「冷え」を感じやすい人の特徴として
・痩せ型である
・ストレスを感じやすい
・麺類などの単品料理が多く、野菜の摂取量が少ない
といったことが関連しているという報告があります。(※1)
「冷え」を感じると、厚着をしたり、カイロで冷えた部分を温めるなど、外から熱を加えることばかり考えがちですが、食材を変えて体の内側から温めていく方法もあります。今回は食べて温める方法を紹介していきます。
まず最初に温かい食べ物、飲み物を積極的に摂ることをおすすめします。いくら温め効果がある食材が入ったものを食べても、料理されたものが冷たければ体は冷えてしまいます。温かい食事や飲み物を冬のこの時期は積極的に摂るようにしましょう。

過熱した根菜類は◎
便秘解消効果も

体を温める食材として、摂りたいのが根菜類です。特に地下深くまで根をはった根菜類は栄養があり、滋養強壮効果もあるといわれています。
特にレンコン、ごぼう、ゆり根は加熱することで体を温める食材に。根菜類には食物繊維が多く含まれるため、腸内環境が整い便秘の解消に。お腹まわりの血液の流れがよくなることで、血液が体の隅々までいきわたりやすくなり、温まり効果が高まります。

過熱した根菜類は◎ 便秘解消効果も

血流アップには
濃い緑色の葉物を

冬が旬のほうれんそう、春菊、小松菜など緑色の葉物がおすすめです。冷えの改善効果があるビタミンEなどのビタミンや、鉄やカルシウムなどのミネラルが多く含まれているため、
末端の血管まで酸素や栄養を運んで、冷えを改善します。

冷えとりの王様
しょうが

「冷え」をとる食材として欠かせないのがしょうが。体を温める即効性があり、漢方薬にも含まれているほど薬効の高い食材です。温め効果の主成分はしょうがに含まれる「ジンゲオール」「ショウガオール」という物質。しょうが特有の辛味や香りのもとで、血管を広げ血流を促進する効果があります。食べ方により効果に違いも生まれます。生で食べると、発汗させる作用で体の「表面」を温め、乾燥させた状態のものは体の「中」から温める作用があります。
しょうがのほかにもネギ、ニンニク、唐辛子など薬味を取り入れることにより、血流をよくする効果があるのでおすすめです。

冷えとりの王様 しょうが

体を冷やす食事は
調理法をかえる

最後に気を付けたいのが、冷える食材を摂らないようにすること。
きゅうり、なす、トマト、セロリなど夏野菜とよばれる野菜は体を冷やします。冬のこの時期に夏野菜を食べる場合は、炒めたり、スープにするなど加熱してから食べましょう。


温かい食事、飲み物を摂ることを心がけましょう。根菜類、緑色の葉物、しょうがは体を温めるのに効果的な食材です。体を冷やす夏野菜を食べるときは加熱して。

(※1):「若年女性の冷えと食および生活習慣との関連」日本食生活学会誌 第26巻第4号197-204(2016)

By Monicia編集部

小林智子先生

監修
小林智子先生

皮膚科専門医。医学博士。食事と健康に関して、レシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」の監修を行う。2018年4月より同志社大学生命医科学アンチエイジングリサーチセンター共同研究員としてアンチエイジングの研究を行う。著書に「皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方」(彩図社)。

金丸絵里加先生

監修
金丸絵里加先生

管理栄養士・料理研究家。
「おいしい」と顔がほころぶような、毎日食べても飽きない「健康的なお家ごはん」を提案。健康的な食生活のために、栄養価も含めた料理レシピを、書籍、雑誌、テレビなどで精力的に活動中。近著に「まな板いらずの絶品レシピ」(家の光) 「365日のサラダ」(永岡書店)など多数。