KONICA MINOLTA

セルフモニタリングツール モニシア

Column

New Article

女性のトラブルに良いアロマの香り

女性のトラブルに良いアロマの香り

植物から抽出したアロマオイルを使い、心身のトラブルの回復や健康・美容に役立てる自然療法「アロマテラピー」。アロマオイルには、生理痛をやわらげたり、イライラする気分をリラックスさせるといった働きがあるものも。アロマを上手に活用し、女性特有のトラブルを楽にしていきましょう。

香りの成分が
脳に指令を出す

良い香りをかぐことで、気持ちが明るくなったり、気分がなごんだりすることってありませんか?
実は、人間の五感のうちで「嗅覚」は、脳にダイレクトに作用する仕組みになっているとされています。香りの成分が鼻から脳に伝わって、気持ちの安定や、体内バランスのコントロールに作用すると考えられているのです。
アロマといえば、おしゃれなリラックス法というイメージですが、ヨーロッパでは、代替医療として幅広く活用されて、病気や外傷の治療にも用いられています。フランスでは、アロマオイルのブレンドを医師が処方し、薬剤師が調合しているのだそう。

生理時の不快感を
和らげる香り

アロマオイルには、婦人科のトラブルに効果があるとされているものも多くあります。PMSや生理のときは、体調が悪くて何もする気になれないという女性の声をよく聞きます。でもアロマなら、手間をかけず簡単に取り入れることができます。
また、気分がすぐれないときは、アロマの良い香りをかぐだけで、心が癒されるもの。そこで、婦人科のトラブル解消に役立つとされるアロマオイルをご紹介します。

■ローズ(ローズオットー・ローズアブソリュート)

「精油の女王」といわれるほど、高い効能があるとされるのが、バラの花のアロマである「ローズ」。生理痛やPMSなどの悩みに対応するとされています。また、イライラしたり、不安な心を落ち着かせたり、幸福感をもたらす作用も期待できます。さらに、むくみや冷えの改善や、美容効果など幅広い作用があるとされます。エレガントな香りで多くの女性に愛されており、香水や石けんにもよく利用されるのがローズ。製造法の違いにより、ローズオットーとローズアブソリュートがあります。

■クラリセージ

女性特有の悩みの緩和に高い効果があるとされるのが「クラリセージ」。体のバランスを整える作用で、PMSや生理のときの落ち込んだ気分をリラックスさせたり、女性特有のトラブルに強い体づくりに働きます。不安や緊張をほぐし、痛みやコリの緩和にも役立つとされています。ナッツのような甘さを感じる、深みのある香りがします。

■ゼラニウム

PMSや生理痛、生理不順などの症状をやわらげる効果があるとされています。また、血液やリンパ液の循環を促し、むくみや痛みを緩和させ、イライラ、不安の解消も期待できます。バラのようなフローラルでやさしい香りを持ち、女性に人気のアロマオイルです。

■ローマンカモミール

痛みを鎮めて緊張を和らげ、イライラの解消にも効果的だとされています。利尿作用もあり、むくみにも効果が期待できます。青リンゴのような甘酸っぱい香りがします。

日々の生活に取り入れ
気分をリフレッシュ

日々の生活に取り入れ気分をリフレッシュ

アロマオイルを取り入れるには、いろいろな方法があります。家にあるものを活用して始められるので、まずは好みの香りのアロマオイルをひとつ用意しましょう。日々の生活の中で簡単に取り入れる方法を、3つご紹介します。

1 お風呂の中に入れる「アロマ入浴」

好きなアロマオイルを、浴槽に2~3滴ほど垂らし、よくかき混ぜてから入浴します。1日の終わりに、穏やかな良い香りのお風呂でリラックスしましょう。なお、お風呂はスペースが狭く、湯気で香りも立ちやすいので、アロマオイルは入れ過ぎないよう注意して。また、肌に刺激を感じた場合は、すぐに洗い流してください。

2 ティッシュやハンカチで「アロマ吸入」

好きなアロマオイルを、ティッシュやハンカチに1~2滴ほど垂らし、鼻に近づけてゆっくりと息を吸い込みます。外出先で気分をリフレッシュしたいときや、体に疲れを感じたときに行うと、気分をすっきりさせてくれます。なお強い香りの吸入は、神経を刺激して頭痛などを引き起こすこともあるため、長時間の吸入は避けましょう。

3 お湯で香りを広げる「マグカップアロマ」

マグカップにぬるま湯を入れ、アロマオイルを1~2滴ほど垂らします。湯気とともに香りが広がり、リラックスしながら仕事や家事ができます。気分転換として休憩時間に行うのもおすすめ。ただし、まちがって飲んでしまわないように注意して。

生理の時やPMSのトラブルをやわらげる働きが期待できるアロマオイルの香り。心身の不調を感じたら、手近な方法で香りを取り入れ、あなた自身をリラックスさせてあげましょう。

By Monicia編集部

監修 栗原冬子先生

監修
栗原冬子先生

アロマテラピー専門家。客室乗務員として勤務後、アロマテラピーの研究を始める。2012年より公益社団法人日本アロマ環境協会理事に就任。自身のブランドFYK®を立ち上げ、オリジナルアクテビティ「Yogaroma®」も展開。美容と健康に役立つアロマテラピーとハーブについて講座や講演を行っている。著書に『アロマテラピー使いきり・組み合わせ事典』他。

橋口玲子先生

監修
橋口玲子先生

循環器専門医・認定内科医。医学博士。緑蔭診療所で、生活習慣病、アレルギー性疾患、メンタル不調などの診療を、現代医学と漢方を併用して行っている。また、ハーブ療法やアロマセラピーを用いたセルフケアの講演、執筆活動でも活躍。著書に『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』ほか。