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急性期の高度先進医療を行っているため、新行橋病院の放射線科では、最新鋭の検査機器を駆使して、膨大な数の画像検査が日々行われています。
放射線科を率いる川上雅弘医療技術部部長によれば、1ヶ月間の撮影件数は、一般撮影が約3500件、CTが約1000件、MRIが約450件。これ以外に、血管造影、マンモグラフィ、RIなどが加わります。画像数にすると、1日で約5000画像にものぼります。この膨大な数の撮影を、コニカミノルタのシステムが支えています。
「RISシステムはオーダリングともスムーズに連携されています。実際に使ってみると、確かに便利ですね。オーダーをRISで早く、的確に確認でき、モダリティへの患者情報の送信も簡単に行えます。各装置ごとの撮影業務の効率は非常に良くなりました。
RIS端末
S-RISサーバー
また、コニカミノルタのCR装置とRISなので、RIS用のモニターが必要ないビルトインシステムです。1つのモニターでCR装置の操作とRIS操作が可能なので、スペース的にメリットがあるし、操作性も優れています」(川上部長)
川上雅引医療技術部部長
RISシステムの導入によって、統計、集計作業の効率化も実現されました。以前は、数多くの伝票が各部署を行きかっていましたが、現在は伝票がまったくない伝票レスの状態。曝写条件も撮影と同時に自動的にRISに送信されるため、以前、照射録は手書きしていましたが、自動で作成され、大変便利になっています。
「こちらの要望に合わせてカスタマイズできるのもうれしいですね。統計なども、欲しいデータを簡単に取り出すことができます。たとえば、モダリティ別の使用フィルム枚数、診療科別撮影件数、ドクター別撮影件数など、こちらの要望に応じたフォーマットを設定してもらったので助かっています」
RISに求められる機能は、病院ごとによって微妙に異なります。救急にも対応し、さまざまな診療機器を導入した高度先進医療を展開する新行橋病院には、新行橋病院独自のシステムが必要でした。コニカミノルタのS-RISは、カスタマイズ性の高さによって、本当に使用しやすいシステムになっているようです。
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