11月3日(木・祝)に埼玉県(埼玉県庁~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)の全長77.5kmのコースで、東日本実業団対抗駅伝競走大会が開催され、実業団26チームが出場しました。
実業団駅伝デビュー戦となる4名の新しい力を起用し、前年とは大きく異なるオーダーで大会に臨みました。
1区の菊地賢人選手は、堅実な走りで常に先頭集団をキープ。トップと8秒差の5位、先頭が見える位置で2区に中継し、1区としての役割を果たしました。
続いて2区エース区間に起用されたのが、ルーキーの神野大地選手。
果敢な走りで早々にトップを捕え先頭争いを展開。各チームのエースと堂々と渡り合い区間3位と好走し、トップと3秒差でチームを2位に押し上げました。
3区のサムエル・ムワンギ選手は人生で初めての駅伝。たすきを受け取るとスタート直後からトップギア。トップからは45秒離されてしまいましたが、後方の追撃をかわし順位を落とすことなく2位でたすきを繋ぎました。
4区の伊藤正樹選手は後続のチームに追い上げられ2位集団を形成するも力及ばず勝負所で争いから脱落。トップとは差を広げられ、1分27秒差の6位に後退してしまいました。
5区は高卒としては久々の入社年度での実業団駅伝デビューのルーキー長谷川令選手。臆することなく粘り強い走りで前方のチームを追走。2つ順位を上げ4位と流れを少し取り戻し6区へ中継。
しかし、6区の小板橋海渡選手でまさかの大ブレーキ。ライバル選手に後れをとり、トップと2分47秒差の8位とチームは大きく後退してしまいました。
アンカーは4年連続努める谷川智浩選手。意地を見せ区間賞の走りで一矢報いましたが、1つ順位を上げるのが精一杯で、トップと1分57秒差の7位でゴールという結果となりました。
当日、現地に来ていただいた皆さま、TVの前で応援いただいた皆さま、多くのご声援ありがとうございました。
近年にはない非常に厳しい結果となり、ニューイヤー駅伝に向けてスタッフ・選手一同身を引き締める思いです。現状、険しい道ではありますが、ニューイヤー駅伝で王座奪還を狙うべく、チーム一丸となり全力で努力いたします。皆さんのご期待に応えられるよう取り組んで参りますので、引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
詳細は下記のとおりです。
順位 | 出場チーム | 記録 |
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7位 | コニカミノルタ | 3時間49分42秒 |
区間 | 出場選手 | (区間順位)記録 | 総合順位 |
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1区 | 菊地賢人 | (5位) 33分35秒 | 5位 |
2区 | 神野大地 | (3位) 45分14秒 | 5位→2位 |
3区 | サムエル・ムワンギ | (6位) 26分34秒 | 2位→2位 |
4区 | 伊藤正樹 | (8位) 28分40秒 | 2位→6位 |
5区 | 長谷川令 | (7位) 23分41秒 | 6位→4位 |
6区 | 小板橋海渡 | (17位) 31分53秒 | 4位→8位 |
7区 | 谷川智浩 | (1位 区間賞) 40分05秒 | 8位→7位 |