2012年1月1日(日・祝)に、各地区の予選を勝ち抜いた37のチームが集い、実業団No.1の駅伝チームを決める「第56回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)」が開催されました。
気温2度の天候で張り詰めた空気の中、群馬県庁をスタート。2012年最初の勝利をつかむべくスタートを切りましたが、コニカミノルタは惜しくも2位でゴールしました。
1区はニューイヤー駅伝初出場の新田選手。
先頭とのタイム差を重視するよう指示を受け、トップと14秒差でタスキを繋ぎ、1区の役割を果たすことが出来ました。
2区はインターナショナル区間で、世界最高レベルのスピードを持つ外国人選手が集まる中、ポール・クイラ選手が快走。
期待通りのパフォーマンスをみせて順位を12位から5位まで引き上げ、トップと19秒差で中継。
3区は期待のエース宇賀地選手。
前半早々でトップに踊り出てレースをリード。ここで一気に後続との差を引き離したかったが、2位トヨタ自動車とは5秒差の1位で4区へ繋ぐ結果となりました。
4区の最長区間では、各チームのエースが顔を揃える中、ベテランの松宮隆行選手が出場。
自分のペースでレースを進め、日清食品の佐藤選手に追いつかれはしましたが、後半の粘り強い走りによってトップで5区のキャプテン・山田選手にタスキを託しました。
5区の山田選手は少なくともトップと秒差で6区へ繋ぐことが期待されましたが、日清食品の高瀬選手が快走。
31秒離され、2位で6区へ望みを託しました。
6区は松宮祐行選手。
前半はオーバーペースを承知でトップを追走しましたが、後半のタイムを思い通りに伸ばすことが出来ませんでした。
トップとの差を4秒縮め、アンカー下重選手へ最後のタスキリレー。
そしてアンカーを務めるのは、安定感のある下重選手でしたが、レース序盤から攻めの走りが出来ず、トップをとらえることが出来ませんでした。
後半は後続に迫られる場面もありましたが、最後は2位のままゴールとなりました。
チーム一同「絶対優勝」を目標に1年間トレーニングをしてきましたが、最後は悔しさの残る結果となりました。
この悔しさをバネに、来年結果が出せるようチーム一丸となって邁進していきたいと思います。
沿道、テレビの前で熱い声援を送っていただいた皆様、応援ありがとうございました。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
詳細は下記のとおりです。
順位 | 出場チーム | 記録 |
---|---|---|
2位 | コニカミノルタ | 4時間50分52秒(大会新記録) |
区間 | 出場選手 | 記録 |
---|---|---|
1区 12.3km | 新田良太郎 | 36分07秒(12位) |
2区 8.3km | ポール・クイラ | 22分39秒(5位) |
3区 13.6km | 宇賀地強 | 37分58秒(2位 区間新記録) |
4区 22.0km | 松宮隆行 | 1時間03分25秒(2位) |
5区 15.8km | 山田紘之 | 46分54秒(7位) |
6区 12.5km | 松宮祐行 | 36分57秒(3位) |
7区 15.5km | 下重正樹 | 46分50秒(17位) |