グループの一体感が、チームと個人の力を最大化する
2026.7.30

コニカミノルタ情報システムで働いている社員にスポットを当て、社員のリアルな想いを届ける「コニカミノルタ情報システムの“ヒト”」。今回は、キャリア入社として2024年に入社されたSさんです。(インタビューは2026年7月の情報です)
・基幹システム1部 データマネジメントグループ
・筑波大学 生命環境学群 出身
・前職:ユーザー系IT企業で、管理系パッケージなど複数システムの運用保守
・2024年度 中途入社
システムの使い心地を感じられる、ユーザーとの“近さ”を求めて
ーこれまでのキャリアを教えてください。
新卒で入社した会社は、大手小売グループのユーザー系IT企業です。予算管理系のパッケージシステムをはじめ、複数のシステム運用・保守を担当し、丸4年ほど勤めました。
ーそこから転職を考えたきっかけは何だったのでしょう。
前職は、今と同じくユーザー系でしたので、基本はグループ内の企業と関わりながら仕事をしていましたが、私が所属していた部署がグループ外へのパッケージ導入に注力する方針とになり、外販メインに切り替わることになったのです。転職を考えたのはそのタイミングでした。
というのも、それまでグループ内の複数システムの運用・保守を担当し、いずれも長期間にわたって伴走していたのですが、それが楽しかったんですよね。「こういうところで困っていて…」「もっとここの操作を便利にしたいな」といった使い心地や細かい要望を聞けるので、システムがどんな風に使われているか分かることが嬉しかったですし、業務理解が深まって様々な世界を知れることも面白かったんです。
ーなるほど。外部ベンダー的な動きになると、どうしても複数案件を抱えがちで、パッケージを導入して終わり、といったことも起きそうですよね。Sさんはそれより、1社1社に深く入り込んで、パートナーとして一緒にシステムを育てていくようなスタイルが自分に合っていると感じたんですね。
そうですね。もちろん、パッケージシステムの知識を極め、コンサルティング力を磨くこともエンジニアとして描けるキャリアの一つだとは思います。ですが私は、一つのシステムや目の前のユーザーと長く関係を築いて、役に立っている実感が持てる仕事が好きだったんだ…と会社の方針転換を機に改めて気付けたんです。
ーそうして転職を決意し、最終的にコニカミノルタ情報システムを選んだ理由は何だったのでしょう。
転職活動では、ユーザー系やグループ会社向けにシステムを提案するIT企業を中心に検討しましたが、中でもコニカミノルタ情報システムは、コニカミノルタグループ唯一の情報機能会社として「100%内販」という点が魅力でした。ユーザーの業務を深いところまで理解した上で、二人三脚でシステム導入ができる魅力を感じたんです。
他にも、グローバルな事業展開や面接でお会いした方たちの温かい雰囲気も後押しとなって、「ここなら自分が描く理想のキャリアが描けそうだ」と感じて入社を決めました。
ITのプロとして、最適なプロセスを描き提案するやりがい
ー今はどんなお仕事をされていますか?
データマネジメントグループで、BIツールの保守・運用に携わっています。主に担当しているのが、コニカミノルタグループの中核となるBT事業(オフィス向け複合機やプロフェッショナルプリント事業)の財務・管理会計にまつわるデータベース管理や、Power BIを用いたレポーティング環境の保守です。
ーコニカミノルタグループが経営計画を立てる上で非常に重要となる、予実管理を支えていく仕事なのですね。入社前に思い描いていた、ユーザーと深く関われる点についてはいかがですか?
窓口となるのが、PL/BSの管理や経営戦略を立てる部門の方たちなのですが、「この実績データを追加したい」「もっと細かい粒度で分析したい」といった要望に応じて、最適なプロセスを設計し、カスタマイズしていくのが私たちの役割です。密にコミュニケーションを取って細かな改善を重ねる中で、使用感についてダイレクトな反応が得られるのはやはり大きなやりがいだと感じます。
また、言われた通りに作るのではなく、例えば新しいデータを一つ取り込む場合でも、「システム内で整合性を保つためにもこのような連携方法が効率的ですよ」といった提案をすることもあります。システム的な観点からフラットに協議できる関係性は、エンジニアとしての喜びも大きいです。
ーユーザーが着地させたいゴールに辿り着くための最適なプロセスを、エンジニアとしての知見をもとに描くのがSさんの役割というわけですね。深い繋がりがあるからこそ、より事業貢献できる提案ができ、ITのプロとして頼られる充実感を得られているように感じます。

誰もが気軽に質問や意見を言える、“心理的安全性”の高さ
ー前職もユーザー系IT企業で、グループ内のユーザーとの接点も多くあったと思いますが、関わり方やコミュニケーションの温度感など、現職と何か違いを感じることはありますか?
今までとは違うな…と感じたことは、親会社と子会社という隔たりが全くなく、気軽にコミュニケーションが交わせることです。会社の枠組みを越えて、一つのチームのように動いているように感じます。
コニカミノルタグループの方は皆さん共通でTeamsを使っているので、チャットツールを通して気軽に気になった点を質問できますし、レスポンスもスピーディーなんですよね。
距離が近く、お互いをパートナーとして捉えている土台があるからか、対面でのやり取りも自然に交わせてスムーズです。つい先日も、浜松町のオフィスに出社した際に、ユーザーさんから「ここのところで、少し確認していいですか?」と色々と聞いてくださり、“こんなにフラットに話をしていいのか”と驚いたくらいです。
ー以前の職場では、親会社と子会社でしっかり線が引かれていたというか、ビジネスライクなやり取りだった分、ポジティブな意味でのギャップがあったわけですね。
そうですね。どちらが良い悪いというものではないと思いますが、お互いに遠慮なく聞きたいことを確認し合えて、コミュニケーションがとても取りやすいです。
私が入社後に担当を引き継いだ案件も、稼働してから長い案件なのですが、窓口の方と顔を合わせる頻度が高く、細かいことをサポートできるので手応えを感じやすいですね。今まではユーザーと対面する機会は打合せの場ぐらいだったので、より深く入り込んでニーズに向き合えているように思います。
ーしかしながら、前任者が長く担当されていたシステムを引き継ぐのは、「築いてきた信頼を守っていかないと」というプレッシャーも大きそうですね。
はい、まだ入社して半年ほどの自分が…と正直プレッシャーは大きかったです。ただ、ユーザーにフラットに聞ける土台があるからこそ、「ここはどういう経緯でこうなったのでしょう?」と取り繕わず率直に質問でき、また、親身に教えてくださるので、着実に信頼関係を築けていると感じています。
また、あらかじめ前任者からも1年の流れについてレクチャーがあり、引き継ぎまでに、小さな開発・保守案件のレビューもしてくださったので、事前準備が十分できて安心でした。異動後も「不明点があればいつでも連絡を」と見守ってくださったおかげで、引き継ぎ後も滞りなく業務を遂行できていると思います。
-BT事業の経営計画を支援するデータを扱う業務ということで、財務や会計の専門知識も必要になってくるように思いますが、その点はどのようにカバーされたのですか?
前職でも予算管理にまつわるパッケージシステムを担当していたので、多少、感覚を掴みやすかったかもしれません。といっても、前職と事業内容が異なりますので、最初は一歩進む度に、分からないことが出てくる状況でした。
しかし、その都度、前任のリーダーが必ず説明や情報共有の場を設けてくださり、こまめにフォローをしてくださったんです。「何でも聞いても大丈夫なんだ」という雰囲気を作ってくださったので、まずはとにかくたくさん質問して、専門用語や知識を地道に定着させていくところからのスタートでした。
–“聞きやすい雰囲気”って大事ですよね。最初のコミュニケーション段階で認識がズレたまま進んでいくと、取り返しがつかないことが起きがちですが、“心理的に安心できる土台”の中ですり合わせがしっかりできていればスムーズに進みますし、活発にチャレンジしやすい空気が生まれるように思います。

“こんな会社もあるのか”と驚くほどのフラットな社風
ーご自身のキャリアについて、今後の展望を教えてください。
今は3人体制のチームをいくつか抱え、案件の進捗管理やスケジュール調整、レビューなどを担当しています。自ら手を動かして何か作ることより、マネジメント業務の比重が高くなってきているところです。
テスト結果のエビデンスを残すタスク一つとっても、人に指示を伝えて動いてもらうことの難しさを実感中です。それと同時に、チームで連携してスムーズに業務を回せた時には一体感や充足感を噛み締めることも少しずつ増えて、チーム運営の大変さとやりがいを感じています。
今後は新入社員のメンターも担当するので、後輩を指導するマネジメントスキルを磨くことが目標の一つ。それから、メンバーや協力会社の方も含め全員が安心して働けるチーム運営を目指しています。そのために心がけているのが、進捗が遅れているといったネガティブな情報も、隠さず素早く共有できる雰囲気作り。チームの皆が気持ち良く働きやすい環境こそが、チームの成果を最大化させると考えています。
ー最後に、コニカミノルタ情報システムに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
入社して印象的だったのが、年次や立場を気にせず、意見交換や相談ができる風土です。コニカミノルタ情報システム内だけでなく、コニカミノルタ本体やグループ各社の方たちも含めてオープンでフラットな組織なんですよね。「こんな会社もあるんだ!」と良い意味でカルチャーショックを受けたほどです。
“自分の意見が聞き入れられない”“上長の方針に従うしかない”といった不安とは無縁の会社だと、働いてみて強く実感しています。懐が深い環境で自分らしいチャレンジをしたい方、思い残すことなくパフォーマンスを発揮したい方にとって、コニカミノルタ情報システムはぴったりの場所だと思いますよ。


