2次元色彩輝度データを測定後、すぐにむら評価ができるムラ測定ソフトウエア
ムラ測定ソフトウェアCA-Mura
製品概要
ディスプレイの明るさむら、色のむらを人間の感性に近い定量評価ができる2次元色彩輝度計 CA-2500/2000専用の別売付属品ソフトウェアです。
製品詳細
より人間の感度に近いアルゴリズムを採用
むらと認識する項目と要因は、多くの因子が関わりますが、その中でもディスプレイの明るさ、色という要素が大きな要因であることは確実で、このむらを定量化するためには、ディスプレイの明るさと色測定が必須です。
ソニー株式会社で開発された「むらの定量評価手法」を用いた「CA-Mura」では、輝度むら・色度むらに分離した評価値が算出できます。
また、輝度むらと色むらを混合させた「統合むら評価値」も算出でき、「輝度むら評価値」「色むら評価値」それぞれ単独では評価しきれなかった、より人間の感性に近い評価を可能にします。
むらの定量化が可能
従来の目視で人間のカンや経験に頼っていたむらの評価を、統一された基準で管理することができます。
むらの測定には、イメージングセンサと三刺激値フィルタを用いた2次元色彩輝度計の活用が有効的で、測定ノイズ成分の少ない2次元色彩輝度計CA-2500/2000のデータでむら解析することにより、短時間かつ信頼性の高い評価ができます。
CA-S25wと一体化したソフトウエア構成で作業効率アップ
2次元色彩輝度計CA-2500/2000で使用可能な「データ管理ソフトウエアCA-S25w」にアドインする構成となっており、測定とむら評価が同一ソフト上で作業できます。測定後、すぐにむら評価ができて作業効率がよく、研究開発、品質管理で役立ちます。
見やすい表示画面
CA-Muraでは、「むらの定量評価手法」を用いて人間の感性に近い「むら評価値」と「むら評価画像」を表示します。
「むら評価画像」では、輝度むら・色度むらを強調した画像となっており、輝度むら・色度むらが目視で分かりやすく観測できます。
パラメータ設定が容易
測定対象物サイズと視距離をパラメータ設定するだけで、むら評価が可能です。
使用条件
OS | Windows® XP Professional 32bit SP3、64bit SP2 Windows® 7 Professional 32bit、64bit Windows® 8 Professional 32bit、64bit (上記OSの日本語、英語、中国語(簡体字)版) パソコンのシステム構成については、上記OSが推奨する構成、または下記の仕様のいずれか高い方が必須条件になります。 |
CPU | Pentium 4 2.8Ghz 相当以上 |
ハードディスク | システムドライブ(OSがインストールされているドライブ)に80 MB以上の空き容量が必要 別に、校正データのインストール用として、レンズごとに次の空き容量が必要 ●標準レンズを使用する場合 約540MB ●広角レンズを使用する場合 約470MB ●望遠レンズを使用する場合 約1.3GB 測定データをハードディスクに保存する場合、別途次の空き容量が必要 ●例えば10個の測定データの場合 約110MB スポット設定ファイル、測定条件ファイルなどの設定ファイル用に約1MB |
ディスプレイ | 1280×768ドット以上 65536色(High Color 16bit)以上の表示が可能なディスプレイ |
その他 | CD-ROMドライブ1基(インストール時に必要) DVD-ROMドライブ1基(校正データのインストール用として必要) (上記2点の代わりに、CD-Rメディア及びDVD-Rメディアを読み込み可能なコンボドライブ1基も可) USBポート1基(測定器接続用として必要) |
制御対象
測定器 | CA-2000、CA-2500 |
- ●ここに記載の内容、仕様および外観は予告なしに変更する場合があります。