色色雑学

PartII 色の正体色色雑学
人間は、特定の波長を色として感じることができます。
光を波長成分に分けることを「分光」といいます。分けた光の強弱(混ざり具合)によって、さまざまな色ができるのです。
可視光線の図
可視光線の図可視光線の図

虹の写真
※虹は太陽光が水蒸気(水滴)という
プリズムを通ってできたスペクトルです。
太陽の光をプリズムに通すと、虹のような色の帯ができることをご存知の方は多いでしょう。このことを発見したのは、万有引力を発見したI.ニュートンです。この色の帯をスペクトルと呼び、光をスペクトル(波長成分)に分けることを「分光」といいます。
スペクトルが人間の目で見えるということは、この特定の波長が、人間の網膜に刺激を与えて色として感じさせているわけです。スペクトルは赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順に並んでいますが、これはそれぞれの波長の長さが違うために生じる現象で、光の中で最も波長の長い部分が赤く見え、短い部分が紫に見えるのです。この、人間の目で見える領域の光を「可視光線」と呼びます。
この領域からさらに波長が長くなると、赤外線域になり、逆に波長が短くなっていくと紫外線域になりますが、この領域は人間の目には見えません。

さて、「波長※1」という言葉がでてきたことでもわかるように、光は空中を飛び交っている様々な電磁波の内のひとつです。電磁波の中には波長が数千kmにも及ぶ電波から、十億分の1mm以下のγ(ガンマ)線まで、さまざまな種類がありますが、「可視光線」は380~780nm(ナノメートル)※2の範囲です。物体で反射され、視覚で色として認識される光は、(単一波長の人工光を除いて)さまざまな波長成分の光が混じり合っています。

※1:波長
光は波の性質を持っており、波の谷から谷(山から山)までの距離を波長といいます。
波長のグラフ

※2:nm(ナノメートル)
波長の単位として使われます。また、μm(マイクロメートル)も使用されます。
    1nm=10-6mm-=10-3μm
    1μm=10-3mm=103nm
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