第51回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)が、2007年1月1日(日・祝)に群馬県庁を発着点とする7区間100kmのコースで行われ、全国6地区から予選を勝ち抜いた全37チームが出場し、駅伝日本一を競いました。
当社陸上競技部は3連覇、6度目の優勝を目指しスタートを切りましたが、結果は4位入賞でした。
1区は、怪我から回復したばかりの松宮隆行選手。過去2大会連続エース区間を走った2区のスペシャリストが、今大会では1区を力走。スタートから積極的な走りを見せ、外国人選手に続く4位(日本人選手では1位)で2区に中継。
続いて、22キロの最長区間である2区では、昨年1区で力強い走りを見せた太田崇選手。前半は、4位集団の先頭に位置していたものの、中盤以降、後方からの追い上げに吸い込まれ、ラストのスパート合戦とともに後退し、10位で3区の松宮祐行選手にたすきをつなぎました。
3区は、各チームともにスピードのある強力な外国人選手を送りこむため差が開きやすいコース。松宮祐行選手は、前半から後続の外国人選手に抜かれながらも、集団についていこうと懸命な走りをしましたが、粘りきれずトップと3分半の差で17位と順位をさげました。続いて、たすきを受け取ったのは、4区のキャプテン磯松大輔選手。優勝への想いをこめて、前半から前のチームを追う走りで7つ順位をあげ10位、区間2位の走りで5区にたすきをつなぎました。
2区に続く強力な選手が集まる準エース区間の5区では、坪田智夫選手が優勝を諦めない渾身の走りで5人を抜き5位まで順位をあげ、トップとの差を1分53秒まで縮めました。その後、6区はニューイヤー駅伝出場2回目で、昨年も同区間を走った米田選手が、接戦の中、5位をキープし、アンカーの7区に中継。
混戦が続くアンカー勝負の7区では、前田選手が必死の走りで一つ順位を上げ4位でゴールテープを切りました。
6度目の優勝を狙いましたが、4位入賞という結果となりました。この雪辱をばねに、来年は必ず優勝を勝ち取るよう選手・スタッフ一同邁進いたしますので、応援の程、よろしくお願いします。
沿道であたたかい声援をかけていただいた皆さま、テレビの前で応援いただいた皆さま、ありがとうございました。
詳細は下記のとおりです。
順位 | 出場チーム | 記録 |
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4位 | コニカミノルタ | 4時間49分33秒 |
区間 | 出場選手 | 記録 |
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1区(12.3km) | 松宮隆行 | 34分51秒(区間4位) |
2区(22.0km) | 太田 崇 | 1時間04分25秒(区間13位) |
3区(11.8km) | 松宮祐行 | 33分57秒(区間27位) |
4区(10.5km) | 磯松大輔 | 29分37秒(区間2位) |
5区(15.9km) | 坪田智夫 | 46分26秒(区間2位) |
6区(11.8km) | 米田尚人 | 34分27秒(区間8位) |
7区(15.7km) | 前田和之 | 45分50秒(区間4位) |