21年ぶりに降った前日の雪が残る上州路の中で繰り広げられる、第49回全日本実業団対抗駅伝競走大会が1月1日、群馬県庁を発着点とする7区間100kmのコースで行われ、当社陸上競技部は王座奪還を目指し出場しました。
1区は太田選手が昨年に続いて切りこみ隊長を務め、第2集団の位置を守る形で、2区に6位でたすきを渡しました。
そして2区隆行選手は4km地点で2位に浮上し、その後一時トップに踊り出る走りを見せ、3区ムツリ選手は抜き返されたトップとの差を10秒以上縮めました。
前半の勢いを受けた4区磯松選手は、2km手前でトップへ返り咲き、区間記録にあと1秒と迫るタイムで5区へたすきをつなげました。5区祐行選手は強風に煽られ後続チームに差を詰め寄られながらも力強い走りを、また6区小澤選手は10km地点以降で2位のチームと競り合う走りを見せました。
そしてアンカーの前田選手にたすきが渡った後もデットヒートが繰り広げられたが、7km過ぎで前田選手が再度トップへ踊り出た上に、さらにペースアップをして差を広げていき、その勢いのままゴールするという念願の「王座奪還」を成し遂げることができました。
当日は大変寒い中、たくさんの方々に応援していただき、ありがとうございました。これから再度連覇を目指し、さらに躍進していけるよう頑張りますので、今後とも暖かいご声援をよろしくお願いいたします。
順位 | 出場チーム | 記録 |
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優勝 | コニカミノルタ | 4時間48分57秒 |
区間 | 出場選手 | 記録 |
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1区(12.3km) | 太田 崇 | 34分50秒(区間6位) |
2区(22.0km) | 松宮隆行 | 1時間02分49秒(区間2位) |
3区(11.8km) | サムエル・ムツリ | 32分21秒(区間10位) |
4区(10.5km) | 磯松大輔 | 29分37秒(区間1位) |
5区(15.9km) | 松宮祐行 | 47分56秒(区間2位) |
6区(11.8km) | 小澤希久雄 | 34分40秒(区間2位) |
7区(15.7km) | 前田和之 | 46分44秒(区間2位) |