4月19、20日に開催されました2大会の結果をご報告します。
まず4月20日(日)に長野県・山ノ内町オリンピックメモリアル聖火台前スタート、長野オリンピックスタジアムをゴールとする42.195kmのコースで開催された、第5回長野マラソンにはエリック・ワイナイナ、小澤希久雄の2選手が出場。
スタート直後からワイナイナ選手はアトランタ五輪を彷彿させるかのごとくチュグワネ選手とトップを競い合い、 34km地点でスパートされ距離を離されましたが、食い下がることなく追い上げを見せ、37km地点まで併走。その後スパートを仕掛けて振り切り、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。レース中盤では大会記録更新の可能性がありましたが、後半があまり伸びず残念ながら記録更新にはなりませんでした。また小澤選手はスタート直後から第2集団に位置し、3位争いを展開。日本人トップでゴールすることが目標でしたが、結果、日本人2位になったものの、後半の粘りが功を奏し、自己記録を大幅に更新しました。
続いて19、20日に東京・国立霞ヶ丘競技場にて開催された東京選手権へは10000mの種目に磯松大輔、迎忠一、高橋正仁、5000mの種目に松宮祐行、鍋城邦一の合計5選手が出場。
19日に行われた10000mではスタート直後から磯松選手が積極的にレースを引っ張り、それに高橋選手がつづきましたが、まもなく後方に下がってしまいました。中盤で磯松選手は順位を一つ下げゴールし、高橋選手は少し追い上げを見せたりと両選手とも現状の状態ではまずまずの結果。迎選手は終始奮わず残念な結果となってしまいました。一方20日に行われた5000mでは2人とも悪くないペースで展開し、後半に祐行選手がA標準を切れるかという期待もかかりましたが、今一歩およびませんでした。
まだ2003年度のレースは始まったばかりですので、今回の結果を踏まえて今後さらに練習に力を入れ、頑張っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
磯松選手と祐行選手にコメントをいただきました。
<磯松選手のコメント>
久々のレースだった上に条件(強風と高温)が厳しかったのですが、予定どおりのレース運びができて良かったです。この後に控えている札幌ハーフに向けて参考となった内容だったので、これを踏まえて今後の練習に生かしていきたいと思います。
<祐行選手のコメント>
目標どおりのタイムでしたが、結果的に力不足を感じたので、さらに強化していき、来月の東日本実業団対抗では参加標準記録(13分48秒)を破り、日本選手権へ出場できるよう頑張ります。
詳細の結果は以下のとおりです。
順位 | 出場選手 | 記録 |
---|---|---|
1位 | エリック・ワイナイナ | 2時間12分00秒(3年ぶり2回目) |
4位 | 小澤希久雄 | 2時間14分48秒(自己新) |
順位 | 出場選手 | 記録 |
---|---|---|
2位 | 磯松大輔 | 29分13秒35 |
8位 | 迎 忠一 | 30分27秒72 |
10位 | 高橋正仁 | 30分49秒52 |
順位 | 出場選手 | 記録 |
---|---|---|
4位 | 松宮祐行 | 14分00秒50 |
10位 | 鍋城邦一 | 14分46秒04 |