ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。電話でのお問い合わせはこちらをご覧下さい。

分光放射輝度計「CS-2000」
「アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー2008」のグランプリを受賞

2008年4月24日

ADY2008

コニカミノルタセンシング株式会社(社長:唐﨑 敏彦)の分光放射輝度計「CS-2000」が、「第13回 アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー2008」の「検査・リペア・測定部門」において、グランプリを受賞しました。
「アドバンスト ディスプレイ オブ ザイヤー(ADY)」は、「フラットパネルディスプレイ(FPD)に関する優れた製品を表彰し広く世に発表することにより、同業界の技術および市場の更なる発展に寄与すること」を目的としたもので、業界での注目度も年々高まっている賞です。

【受賞の概要】
機種名 分光放射輝度計「CS-2000」
受賞部門 検査・リペア・測定部門
受賞理由 高精細ハイビジョン対応の各種ディスプレイに用いられる高性能分光放射輝度計を開発し、広く業界に普及させ多大な貢献をした。

CS-2000
"漆黒を観る力"
分光放射輝度計「CS-2000」

「CS-2000」は、放射輝度0.003 cd/m2という世界最高水準※1の超低輝度領域までの測定性能により、10万対1※2のコントラスト測定を可能にする分光放射輝度計です。測定角切替方式により、一台で、一般的なエリアの測定だけでなく微小領域の測定にも対応。近年、加速度的に普及しつつある高品位ディスプレイを始めとする各種発光デバイスの開発・製造に不可欠な、優れた測定性能が得られます。

表彰式

表彰式は4月16日(水)、FPD業界における世界最大の展示会である 「ファインテック・ジャパン」にて行われました。

コニカミノルタセンシング株式会社代表取締役社長 唐﨑 敏彦のコメント:

「CS-2000」を一言で表わせば、"ディスプレイの黒を測る"という商品です。液晶、PDP、有機ELなどさまざまなディスプレイにおいて、黒のコントラストをいかに測っていくかということで、より一層、業界に貢献していきたいと思っております。 今回の表彰理由として、単に技術だけではなく、広く業界に普及させた点を評価いただいていることを、心から喜んでおります。当社は今後も確かな技術で、さまざまなニーズに合致した製品を作り続けて参ります。

※1
ポリクロメータ方式の分光放射輝度計として。
回折格子(プリズムと同じ働きをするもの)によって分散された各波長の光が、結像レンズによって波長ごとに結像される位置に、アレイ 状の受光素子(センサ)が配置される構造を「ポリクロメータ」という。多数のセンサで一度に全ての波長の 光が測れるので、高速測定 が可能となる。
※2
ピーク輝度 300 cd/m2とした場合。

ページトップへ戻る