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コニカミノルタが米国で難病のこどもたちのためにNPOを支援
従業員と会社のマッチングギフトで「国際レット症候群財団」へ寄付

Vol.19

2008年3月4日

米国で社会貢献活動を推進するコニカミノルタカラフルトゥモロー基金(以下CTF)*1は、コニカミノルタビジネスソリューションズ U.S.A.社(Konica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc. 以下BUS社)の従業員と会社の「マッチングギフト」*2による寄付金を、レット症候群の治療方法研究のために活動している非営利団体「国際レット症候群財団」(International Rett Syndrome Foundation 以下IRSF) *3に贈呈しました。

レット症候群とは、主に生後半年から1年半の幼い女児に発症する神経疾患で、言語や運動能力などの低下により深刻な障害をもたらし、日々の生活のあらゆる面で支援が必要となる難病です。
2007年の暮れ、CTFの理事会メンバーは、BUS社に長年勤務する従業員の子どもでレット症候群と闘っている少女のことを知り、この病気について認識を深めました。CTFは、この難病と闘っている子どもたちに明るい将来を与えたいという思いから、2008年1月、IRSFの支援のために、BUS社の従業員からの寄付を募ることにしました。

その結果、ニュージャージー州、ニューヨーク州、コネチカット州の3つの拠点の従業員から、1月末までに8,300ドルの寄付がよせられました。BUS社もこれに応えて、従業員の寄付金と同額を会社からも拠出するというマッチングギフトの制度を適用することとし、会社からの寄付金と合わせて、16,600ドルを超える額となりました。これにより、IRSFがニュージャージーに新たに開いたクリニックでの、患者のための特別なケアや、完治法を求める研究を行うことができるようになりました。

寄付金は、2008年2月にBUS社の本社で、寄付をした従業員とIRSFの理事を招いて開かれた昼食会において、贈呈いたしました。

IRSF理事(中央)、BUS社長(右)、BUS副社長(左)

病気と闘う子どもと家族・友人たち

*1
コニカミノルタカラフルトゥモロー基金 (CTF)
コニカミノルタの米国における社会貢献をさらに推進するために設立した非営利団体。理事は、BUS社の役員がボランティアとして無償で務める。詳細は、CSR通信Vol.16 参照。
*2
マッチングギフト
従業員とその勤務する会社が一体となって行なう社会貢献の方法で、従業員から集まった寄付額に対して一定の割合で会社からも寄付金を拠出する仕組み。
*3
国際レット症候群財団 International Rett Syndrome Foundation (IRSF)
レット症候群の治療方法の科学的研究を行う世界最大の民間団体。主要なミッションは、患者のケアや治療法の研究と、患者の生活の質向上のための資金提供。  
国際レット症候群財団のホームページ(英語) (http://www.rettsyndrome.orgNew Window

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