コニカミノルタ

コニカミノルタについて

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コニカミノルタは乳がん撲滅とピンクリボン運動を積極的に支援します

Vol.7

2007年10月2日

コニカミノルタグループ(以下、コニカミノルタ)は、乳がんへの意識を高める「ピンクリボン運動」に賛同し、早期発見・早期診断・早期治療を促進する啓発イベントを支援するなど、乳がん撲滅に向けて積極的に取り組んでいます。

コニカミノルタのピンクリボン運動の支援概要

コニカミノルタは、ピンクリボンフェスティバル(主催:ピンクリボンフェスティバル運営委員会)に今年も協力いたします。コニカミノルタは、この運動に2005年より支援を始め、今年で3回目となりました。特に東京の有楽町朝日ホールで行われるシンポジウム(2007.10.6)には特別協賛し、シンポジウムを通して、乳がんの知識を深め早期検診の大切さを知っていただく機会としています。
シンポジウムは、医師の基調講演、女優の体験談を対談形式でお話、乳がんに負けないとしたパネルディスカッションなどのプログラムを予定しておりますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。

また、コニカミノルタプラザ(東京都新宿区)では、特別企画展「ピンクリボンTシャツデザイン展」(2007.10.2-11)を開催し、乳がん検診の大切さを多くの皆様にお伝えしていきます。企画展では、乳がん体験者のタレントや著名人によるピンクリボン運動へのメッセージをデザインしたTシャツや、乳がんセルフチェックパネルなども展示いたします。

コニカミノルタ東京サイト(日野、八王子)では乳がん月間にあわせ、ピンクリボン活動の支援を表明した横断幕看板を設置(右写真)し、地域の方々にも乳がんの早期発見の大切さをお伝えしています。

さらに、乳がん撲滅に向けて、国内に留まらず中国、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでも、寄付やボランティア活動を行っています。中国では、乳がんが女性の死亡要因のトップとなっており、2006年、中国政府は乳がんの啓蒙と検査による早期発見を図る「100万人乳がん検査プロジェクト」を開始しました。コニカミノルタはこのプロジェクトに賛同し、昨年末には北京市と上海市に、乳房X線撮影装置※PCMシステム(デジタルマンモグラフィ)を寄贈しました。

コニカミノルタ東京サイトに設置した横断幕看板

マンモグラフィ検診の普及や啓蒙運動

年々食生活やライフスタイルの変化から、日本人女性の乳がん罹患(りかん)率は年々増加し、その割合は20人に1人と言われており、女性のがんとしては胃がんを抜いて最多となりました。胃がんは減ってきていますが、乳がんは増え続け、年間に約3万人の女性が罹患しており、死亡者は2004年に1万人を越え2006年には11,175人(厚生労働省調べ)に達しました。うち半数が30~50歳代、それも40歳代の女性に多いことがわかっています。乳がんによる死亡率は欧米に比べ日本は上昇傾向です。欧米ではマンモグラフィ検診の普及や啓蒙運動により1995年から死亡率は減少傾向です。日本での上昇傾向に歯止めをかけるよう官民一体となってマンモグラフィ検診の普及や啓蒙運動が活発になっています。

このようなマンモグラフィ検診においては、自社で開発した乳房X線撮影装置PCMシステム(デジタルマンモグラフィ)もお役に立てればと願っており、乳がんの早期発見の啓発に貢献してまいります。

※PCMシステム

デジタル万モグラフィ
「マンモグラフィとは、マンモ=マンマ(mamma,乳房)のグラフィ(画像記録)ことです。コニカミノルタは世界で初めて独自の位相コントラスト技術を乳房撮影に導入し、かつてない高画質のデジタルマンモグラフィ装置の開発に成功、さらに高密度読取・最適な画像処理・実寸出力などを実現し2005年2月に乳房X線撮影システム「コニカミノルタPCMシステム」を発売いたしました。位相コントラスト技術とはX線の位相変化(屈折)に起因するX線強度の差すなわち位相コントラストの効果により、物体のエッジが強調され鮮明な画像を得る技術です。物体のエッジが強調されることで、従来のマンモグラフィでは見えにくかった乳がん診断の重要な要素である微小石灰化や腫瘤、乳腺構造の乱れなどの病変を鮮明に撮影できます。」
PCM:Phase Contrast Mammography(位相コントラストを用いた乳房撮影)の略
PCMシステムの詳細については次のURLを参照ください。

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