文系出身からSEになって気付いた、“話す力”の大切さ! ~22新卒入社ホンネトーク~

2023.12.18

文系出身で、コニカミノルタ情報システムに2022年に新卒入社した2人。どんな就活をして、IT業界に興味を持ち、いまのシステムエンジニア職にたどり着いたのか?企業選びでチェックしていたポイントや入社の決め手について、本音トークをしてもらいました!

■K.I.さん
立正大学 文学部 社会学科 出身
エンハンスシステム部 RSG(部門システム支援グループ) 所属
システム開発・サービス本部
現在の仕事内容:コニカミノルタおよび国内グループ各社のシステム開発・保守・運用などを行う各種プロジェクトのサポートや開発。DX推進窓口。

■N.T.さん
駒澤大学 経済学部 経済学科 出身
エンハンスシステム部 RSG(部門システム支援グループ) 所属
現在の仕事内容:ローコード開発ツールを使用したシステム開発(環境構築、ドキュメント整備など)および各プロジェクト参画(UI設計、詳細設計、テストなど)。DX推進窓口。

“ITって面白そうだけど、文系にもできる?”から始まった

– 就活はどんな感じで進めたの?

就活を始めたばかりの頃は、特に「この仕事がしたい!」というのがなくて、不動産やメーカー、アパレル、ITまでいろんな業界を検討してたよ。説明会やインターンシップにたくさん参加して、それぞれどんな働き方をしているのかじっくり知っていった感じ。

そうなんだ!私は逆に最初からIT業界だけに絞ってたんだ。学生時代にIT関連のベンチャー企業でアルバイトをしていて、ITの可能性も感じてたんだよね。せっかくだったら、その経験を社会に出てからも活かしたいなと思って。K.I.さんがIT業界に惹かれたきっかけは?

それで思いきってIT企業のインターンシップに参加したら、段階的に学んでいけば今までしてきた勉強と大きくは変わらないぞ、と気付いて。私自身、新しいことを覚えることにはワクワクできる性格だったから、ITもいけるかも…と思ったんだよね。

へぇ!そこからどんな風にIT系の仕事に絞っていったの?

すぐに転職を考える世代と言われるけど、私は最初に入る企業で長く働き続けたいという気持ちが強くて。だから大前提として、業界・業種に関係なく、しっかり休日が確保できるかとか、有給休暇の取得がちゃんとできるかなど、働きやすい環境が整っているかの視点で企業を絞っていった感じかな。その上で、ITの仕事は、仕事で得られた技術が今後も活かしていける可能性を感じて、志望度が高まっていった感じかな。

IT企業で、文系出身が活躍できる道があると知った!

– 未経験からSE(システムエンジニア)の仕事に就くのは不安じゃなかった?

コニカミノルタ情報システムに入社を決めた理由にもつながるけど、私は教育体制が整っていたから“私のような文系未経験でも大丈夫かも”と思えたんだよね。ITベンチャーでアルバイトしていた時は、どちらかというと営業の仕事が中心で、ITエンジニアとしては完全に未経験だったから、初年度の研修や資格支援制度がしっかりしていたのは心強かった!

私も不安だったけど、コニカミノルタ情報システムの会社説明会で「黙々と開発を行うプログラマーではなく、人との関わりやコミュニケーションを大切にできる方を採用している」と聞いて、「そうなんだ!だったら文系の自分にも合ってるのかな?活かせる力もあるのかな!」って思って。

分かる!私も、クライアントと直接やりとりしてシステムの仕様を考えていく“上流工程”の仕事ができるって知って、面白そうだなと思った。もともと接客みたいに人と関わるのが好きで、営業職と迷ってたところもあるぐらいだったから、自分にピッタリかもって感じた。

うんうん、上流から下流まですべて経験できるという仕事の魅力は、私にも刺さった!幅広いことに挑戦して、年齢とともにステップアップして成長したいと思っているから。

長く働くイメージが持てるコニカミノルタグループの安心感

– コニカミノルタ情報システムへの入社の決め手は?

最終的にはもう一社と迷っていたんだけど、コニカミノルタ情報システムへの決め手は最終面接での話しやすさかな。社長も含めて役員クラスの方たち5人ぐらいを交えた面接だったけど…ほとんど緊張しなくて、楽しんで話すことができたことが印象に残っていて。むしろ、こんなに話しちゃって大丈夫だったかなって思ったぐらい(笑)。

素の自分が出せるって大事だよね!私も人柄や雰囲気の良さはずっと感じてた。

K.I.さんと同じく、新卒で入った会社はずっと働きたい気持ちもあったから…一緒に働く人と合うか、自分らしくいられるかどうかは大事なポイントだったよ。

あとは、コニカミノルタグループという安心感も大きかったかな。実は私、学生時代はコニカミノルタグループが展開するプラネタリウム施設でアルバイトしてたんだ。

えっ、そうなんだ!

ちょうどコロナ禍だったこともあり、飲食店などでアルバイトしていた知り合いはアルバイトを辞めざるを得なかったり、シフトに入れる日が減ったり…という話をよく聞く中で、コニカミノルタプラネタリウムでは、アルバイトスタッフにもしっかりとした保障があって。しかも、常に親身に情報共有してくれて、誠実さを感じたのが印象的だったな。

そういった対応をされると、信頼度も上がるよね。

うん。だから、コニカミノルタグループにIT企業があることを知った時は、「このグループの企業なら安心だな」って思えたし、内定をもらってから入社を決める時の大きな後押しにもなったかな。

私も佐賀県の出身で、大学から東京に出てきた身だから、東京で働く上で、独身寮制度(家賃補助)があるのはとてもありがたいな、って思ったよ。

そっか、佐賀県出身だったら、地元で働くってことも考えたりしたの?

それも視野に入れてたんだけど、アルバイト先のITベンチャーの社長さんから「佐賀にはいつでも戻れるけど、地元で就職したら東京には戻れないよ」っていう言葉にハッとして。確かにそうだなって納得したんだよね。それで、まずは東京で就職して、成長しようっていう決意が固まった感じかな。

そうなんだね。もちろん各地方都市でも先進的な取り組みは行われているけど、やっぱり最先端の技術や情報は東京に集まりやすいっていうのもあるもんね。

交流機会が多く、仕事の悩みが相談しやすい!

– 文系出身で入社してみて、最初はどうでしたか?

まず入社から3ヶ月間、外部のJava研修があったね。当時はコロナの影響もあって、リモート研修だったのもあるけど、みんなIT未経験だったし「これどういうこと?」って立ち止まってしまうことも多かったよね。私は、特に同期の中でも苦戦していた方だと思う…(笑)。

やっぱり新しいことを学ぶって面白いけど、大変だったよね~!

だけど、先輩方も私たちのために時間をとってくれて、研修課題について熱心に教えてくださって…そういうフォロー体制は、コニカミノルタ情報システムの良いところだなって思う。新卒同期の4人で、自主的に集まって課題に取り組んだりして、一丸となって乗り越えたよね。

とにかく必死で駆け抜けたけど…そこでの頑張りがあったから今の配属先でローコード開発ツールを使う時に研修での学びを応用できていたり。そういう瞬間があると、達成感というか、がんばって勉強して良かった!って思えるよね。

– リモートワークはどんな感じ?

コニカミノルタ情報システムは出社とリモートワークを併用できる働き方だけど、私たちのグループは週1ペースで出社はしてるよね。私は人と話すのが好きだから出社日は他部署の方とランチしたり、積極的にコミュニケーションを取る時間も大事にしてるよ。

私も出社日は、いろんな人と食事に行くのが楽しみの一つ!私も、もともとリモートワーク
もできる働き方に惹かれて入社をしたから、快適に働けてると感じてるよ。オンライン通話でも気楽にやりとりできるし、チャットの方が聞きやすいこともあるよね!ちょうど良い距離感を保ちながら仕事ができてるように思う。

そうだね、最初はリモートワークでちゃんと繋がりを持てるのかなって不安もあったけど、
リモートワーク中でも先輩社員と交流を図れる機会は多いし、最近は飲み会も開催されてるしね。リモートワークを前提に、バランス良くコミュニケーションを取れてるよね。

若いうちから挑戦できるから、成長機会が豊富

– いま、どんな仕事をしてるの?

最近だと2人で一緒に参画していた、コニカミノルタ情報システムの基幹業務システムを刷新するプロジェクトが印象に残ってるかな。勤怠管理や経理関連とか、社内のほぼ全ての基幹システムをフルリニューアルする大規模なプロジェクトだったよね。

サービスイン(運用開始日)が2023年10月と決まっていて、スピード感も求められたね。

「基幹システムって何?」からのスタートだったから、経理システムだと仕訳などの会計用語の知識も必要だったし、会議の内容も最初は分からないことが多かったな。議事録を取りながら、何とか少しずつ知識をインプットして。手順書を作成したり、テストのシナリオを作ったり、外部のベンダーさんとやりとりしたりして、少しずつ業務を通して覚えていったね。

サポート業務が中心ではあったけど、2年目の私たちだとまだ知識が足りないことがたくさんある中で、必死に食らいついていった感じだったよね(笑)。でも、その時にがむしゃらにでも対応したことで、振り返ってみると経験値が増えて、知識のインプット中心で成長の実感が薄かった1年目と比べたら、2年目の仕事は刺激的で楽しかったね。

そうだね。成長できたな!って実感があるよね。若いうちから重要なプロジェクトに挑戦させてもらえる懐の深さは、コニカミノルタ情報システムの良いところだね。

ソフトウェアやツールの知識については、他のグループの人が「前に使ったことあるよ」って詳しく教えてくれたりして。

開発スキルや話す力を高め、より良いソリューションを

– DX推進については、どんな仕事をしてるの?

社内やグループ会社の人から「もっと○○を効率化したい」といったDX推進の相談を受けて、ニーズに適したツールや導入方法について提案する一次窓口を担当しています。既存のパッケージツールで解決できない場合は、リソースや予算に合わせて、スクラッチ開発(オリジナルシステムの開発)をするケースもあるよね。

DX推進窓口は始動して間もないけれど、これから事業成長のキーになっていく部門だよね。コニカミノルタグループ内でもまだまだITで効率化できる部分はあるので、ニーズをどう見つけていくのかがこれからの課題なのかなって思う。

– 最後に、これからの目標を聞かせてください。

基幹業務システムの刷新プロジェクトに参画した1年は、ものすごく良い経験だったけど、あくまでサポート中心の業務でした。まだまだメイン担当を担える技術が不足しているので、開発案件に参加してもっと経験を積んでいきたいな。

そうだね。私も、今はまだ目の前の優先タスクをこなすのに精一杯だけど、スクラッチ開発を最初から最後までやり遂げられるスキルを習得していきたいな。

開発のプログラミングだけ、運用だけとかフェーズを限定するのではなく、幅広い知識や技術を応用してソリューションを提案できる人が理想だよね。まずは、その土台となる基礎知識を固めていきたい!

それから、開発スキルを伸ばすだけじゃなく、“話す力”を高めることも今の目標かな。たとえばDX推進の一次対応にしても、ITに詳しくない人たちにも分かりやすく伝える力だったり。あるいは自分が理解できていないことを、正確に把握して質問して情報を整理する力だったり。“話す”のにも技術がいるってことを、入社してから実感したんだよね。

たしかに。システム開発って、「もうちょっと良い感じにしたいんだけど」という、フワッとしたニーズがほとんどだからこそ、そこの力ってすごく重要だよね。私たちも上司や先輩方のようにクライアントの言いたいことを汲み取って、「じゃあ、このツールが最適ですね」って即座に判断して提案できるような知識や経験をもっとつけていきたいね。