生産終了製品
AK-100(a-Si用)
AK-110(μ-Si用)
基準太陽電池セル
AK-100/AK110
a-Si /μ-Si用
業界最高の高精度、高安定性を実現し、パッケージングされたa-Si(アモルファスシリコン)/μ-Si(微結晶シリコン)用の擬似基準 太陽電池セルです。
(JIS C 8941:2009 に準拠)
Reference PV Cell は、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究成果物です。(特許登録番号:第5657922号)
※生産・販売終了しています
製品情報
ソーラーシミュレーター光量調整用 基準太陽電池セル
JIS に準拠して太陽電池の性能評価( I-V 測定)を行うには、基準セルの短絡電流が校正された値になるように測定に使用するソーラーシミュレーターの光量をあらかじめ調整する必要があります。
製品概要
業界最高の高精度、高安定性を実現し、パッケージングされたa-Si(アモルファスシリコン)/μ-Si(微結晶シリコン)用の擬似基準 太陽電池セルです。
(JIS C 8941:2009 に準拠)
主な特長
1%未満のスペクトルミスマッチ誤差
コニカミノルタの高度な光学フィルタ技術を応用することで、従来困難とされていたスペクトルミスマッチ誤差の大幅な低減を実現しました。
JIS C-8942で等級Cとされるソーラーシミュレーターを用いて太陽電池の性能評価をした場合でも、アモルファスシリコン型、マイクロ(微結晶)シリコン型ともに、誤差を1%以下に抑制することが可能です。
スペクトルミスマッチ計算用ソフトウエア
基準太陽電池AK シリーズと、任意の太陽電池におけるスペクトルミスマッチを確認する為のスペクトルミスマッチ計算用ソフトウエアをご用意致しました。
お使いのソーラーシミュレーターのスペクトルデータと、測定する太陽電池の相対分光感度値をインポートすることで、スペクトルミスマッチ誤差を1クリックで計算できます。
多重反射による誤差をゼロに
従来の基準太陽電池セルは、ソーラーシミュレーターからの照射光を基準セル自体が反射してしまい、そのために測定誤差が生じやすくなっていました。本製品は、光学系の改善を図ることによって、この多重反射を抑え、測定誤差をゼロにすることに成功しました。
入射角0度の場合には、通常品では+1.3%であった誤差が、本製品では0%となります。
耐久性の向上
安定な結晶シリコン系太陽電池セルの上に独自設計の光学フィルタを装着し、精度と安定性を従来の擬似基準太陽電池セルから格段に高めています。
ソーラーシミュレーターを連続照射しても短絡電流の変化が少なくなりました。
標準試験条件の25°C環境を維持
本体内に、温度測定センサー「PT-100」を内蔵しており、外部接続した温調ステージによって、標準試験条件(STC)である25°C環境を簡単に作り維持します。