乳房小線原治療用アプリケーター
SAVI(サヴィ)
乳房小線原治療用アプリケーター
SAVI(サヴィ)
乳房温存療法における
放射線治療の新たな選択肢
乳房温存療法における
放射線治療の新たな選択肢
製品の紹介
SAVI(サヴィ)は、乳がんの小線源治療用のアプリケーターです。
乳がんの乳房温存療法では、乳房を部分的に切除してがんを取り除いた後、乳房内再発を防止する目的で放射線治療を行います。
この放射線治療で一般的に行われている「全乳房照射」では、治療期間は5~6週間と長期にわたりますが、SAVI(サヴィ)を用いた「加速乳房部分照射」では放射線治療の期間をわずか5日間へと大幅に短縮することができます。
製品の特長
- すべてのカテーテルに小線源を通し、照射線量と時間を個別に調節可能。
ターゲットカバレッジをより大きくし、正常組織の被曝をより小さくします。 - Cavityのサイズや位置、体表または胸壁からの距離に大きな制約がありません。
- Seroma(漿液腫)や線維症の発現リスクが低減されます。
- 最小サイズの6-1Miniは24mm径。日本人の乳房に最適です。
治療
「SAVIアプリケーター」による治療をご紹介します。
1.挿入
手術時または手術後に小さな切開を行い、そこからSAVIのカテーテルを閉じた状態で挿入します。
2.拡張
SAVIのカテーテルを広げて、乳房内腔にフィットさせます。
5日間の治療が終わるまで、SAVIのカテーテルは広げた状態になります。
3.放射線治療
SAVIを小線源治療装置に接続して、1日に2回、5日間、計10回の放射線照射を行います。
4.抜去
5日間の放射線治療が終了後、SAVIのカテーテルを閉じて乳房から抜き取り、切開部の処置を行います。
※「SAVI(サヴィ)」は「SAVIアプリケーターセット (承認番号:22500BZX00260000 )」の呼称です。