Wireless Digital Radiography System
AeroDR
認証番号:225ABBZX00011000
AeroDR1012 |
製品の特長
軽量設計、高堅牢性、高速表示のワイヤレスタイプDR
AeroDRは、コニカミノルタの技術により軽量設計を達成したワイヤレスタイプDRです。パネル筐体(外装)には炭素繊維(カーボンファイバー)を採用。これを継ぎ目の無い筒状モノコック構造として仕上げることで、軽量でありながら荷重や衝撃に強い、高堅牢性のパネルを実現しました。また、AeroDRで撮影された画像は、X線曝射後1秒台でコンソールに高速表示されるので、瞬時に画像を確認できます。ワイヤレスならではの使い勝手は、軽量化、高堅牢性、高速表示と相まって、これまでに無い快適な操作性を実現しています。
高画質、低被ばくの追求
AeroDRは、シンチレーターを含めたパネルを自社で開発・製造しており、蛍光体にはDQE※1に優れたCsI※2を採用しています。長年培った柱状結晶成長技術により、AeroDRでは高いDQE性能を達成致しました。これにより、CRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得られ、患者への被ばくリスクを低減することができます。
※1:DQE(Detective Quantum Efficiency:検出量子効率)
※2:CsI(Cesium Iodide:ヨウ化セシウム)
バッテリー「永年保証」※3
Aero DRは、安全性が高く、性能劣化の少ないロングライフのリチウムイオンキャパシターを採用。製品をご使用頂く間、バッテリー交換を必要としません。万が一正常なご使用においてバッテリーに故障が発生した場合でも、期間を問わず、無償でバッテリーを交換できます。
※3:本保証は、製品本体の生産終了から7年を経過した場合には予告なく終了することが有ります。
AeroDR1012の特長
ISO準拠、JIS規格に適合。既存環境を活かせる10×12インチのハンドリングモデル
AeroDR1012は、1.7kgの軽量設計でハンドリングしやすいため、整形領域における四肢撮影や患者様にパネルを持たせるようなスカイライン撮影などに活用できます。 また、AeroDRは高いDQE(検出量子効率)性能により高画質、低被ばくを実現しているので、NICUでの新生児撮影などにも活躍することが大いに期待できます。
仕様・スペック
オプション
パワーサプライユニット | ディテクターインターフェースユニット | マルチサイズクレードル |
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関連製品
画像診断ワークステーション CS-7 | 新次元マルチユニット Unitea α |
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仕様
AeroDR1012 | |
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一般的名称 | X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ |
販売名 | デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM |
承認番号等 | 225ABBZX00011000 |
クラス分類 | 管理医療機器(ClassⅡ)/特定保守管理医療機器/設置管理医療機器 |
検出方式 | 間接変換方式 |
シンチレータ | CsI |
パネルサイズ / 外形寸法 | 四切 10”×12” 281.8(W)×333.0(D)×15.9(H)mm |
重量 | 1.7kg |
画素サイズ | 175μm |
画像領域 | 245.7×296.8mm 1,404×1,696 |
A/D変換 | 16bit(65,536階調) |
使用可能なグリッド | 40本/cm 34本/cm |
耐荷重(点荷重 / 全面荷重)※1 | 点荷重:150kg@Φ40mm 面荷重:300kg@有効画像領域全面 |
通信 | 専用有線Ethernet接続 無線LAN(IEEE802.11a準拠)5.0GHz |
無線暗号化 | 無線暗号化方式:AES 認証方式:WPA2-PSK |
ダイナミックレンジ | 4桁 |
プレビュー表示時間 | 1秒台 |
サイクルタイム※2 | 約7秒(有線接続時) / 約9秒(無線接続時) |
有線 / 無線切替所要時間 | 1秒台 |
バッテリー種類 | リチウムイオンキャパシタ |
バッテリー形態 | 内蔵式 |
バッテリーフル充電所要時間 | 30分以内(マルチサイズクレードル使用時) 60分以内(有線ケーブル使用時) |
撮影可能画像数※3 | 146画像/4.0時間 |
待機状態でのバッテリー持続時間※4 | 約7.6時間 |
バッテリー寿命 | パネル製品寿命同等 |
使用環境条件 | 動作時:10~30℃/35~80%RH(結露なきこと) 非動作時:-10~40℃/20~90%RH(結露なきこと) |
※1:AeroDRに負荷されても画像及びパネルに影響しない静荷重。測定方法は当社基準による。
※2:機器構成、及び使用環境により性能は異なる可能性があります。
※3:1検査3撮影5分検査サイクル(ポジショニング20秒を想定)、X線発生装置との曝射連動時。
※4:記載の性能は、何れもフル充電後の性能です。また、記載の性能は、使用環境、使用頻度によって変動します(性能を保証するものではありません)。
※こちらに記載の内容、仕様および外観は性能向上のためお断りなく変更する場合があります。
※「AeroDR」は「デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM(認証番号225ABBZX00011000)」の呼称です。
※「CS-7」は「画像診断ワークステーション CS-7(承認番号22200BZX00834000)」の呼称です。
※「Unitea α」は「画像診断ワークステーション REGIUS Unitea(認証番号:225ABBZX00052000)」の呼称です。
※KONICA MINOLTAロゴ、シンボルマークは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標です。
※AeroDRは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標または商標です。