診療支援
- 2023年6月19日公開
- 「infomity スマートクリニック」のページを公開しました。
infomity スマートクリニック
医療機関と患者さんを繋ぐ新しいコミュニケーションツールです
- infomity スマートクリニック(以下「スマートクリニック」)は、LINE公式アカウントを活用したコニカミノルタ独自のコミュニケーションサービスです。
- 医療機関から患者さんにメッセージや検査結果を配信することができます。
- 患者さんはアプリで健康管理を行うことができます。
- 医療機関は、患者さんが記録した健康管理アプリのデータを確認することができます。
スマートクリニックご紹介動画
再生時間:2分35秒
患者さんにダイレクトに情報発信しませんか?スマートクリニックならカンタンです
患者さん向けに配信するメッセージは、ご年配の方も利用されているSNSアプリ「LINE」で確認できます。
メッセージの他、採血結果なども配信することができるので、患者さんご自身による生活習慣の見直しや健康意識の向上が期待できます。
スマートクリニックでできること
医療機関は、LINE公式アカウントに友だち追加をしてくれた患者さんに、情報や画像を手軽に配信することができます。
患者さんは無料のアプリで健康管理ができます。必要があれば、医療機関は、患者さんの健康記録を参照することができます。
メッセージ配信
メッセージ配信は、「全員」「絞り込み」「患者指定」の3パターンから選べますので、患者さんのニーズに合った情報をダイレクトに配信することが可能です。
配信種類の活用例
全員配信 :夏季休業をお知らせ
絞り込み配信:〇〇市在住の40歳以上の患者さんへ特定検診開始をご案内
患者指定配信:予約済の患者さんへ臨時休診をお知らせ
医療機関向けリッチメニューの登録
リッチメニューは、LINEトーク画面下に表示されるメニュー機能です。医療機関のホームページや電話番号、先生のフェイスブックなど外部サイトへのリンクを設定することができます。
スマートクリニックの医療機関向けリッチメニューボタンを使えば、簡単にメニュー登録を行うことができます。
リッチメニューの登録例
Web予約のURLをリッチメニューに登録することで、患者さんがページを探す手間がなくなります。
検査結果の送信
血液検査結果用紙などの画像を、医療機関から対象の患者さんに、セキュアな環境下で送信することができます。
対象の患者さんは、スマートクリニック健康管理アプリで送信された画像を確認します。
医療機関に届いた検査情報を確認するまでの期間が短くなることで、患者さんの満足度の向上や他の医療機関との差別化が期待できます。
※検査結果用紙などの画像送信には、読み込むためのスキャナーが必要です。
臨床画像の送信
画像診断ワークステーション Unitea αがあれば、医療機関から対象の患者さんに、臨床画像を送信することができます。
対象の患者さんは、スマートクリニック健康管理アプリで送信された画像を確認します。
送信画像の例
内視鏡画像 / レントゲン画像 / エコー画像
※ご利用には連携BOXサービスの契約が必要です。
患者さんの健康管理
医療機関のLINE公式アカウントに友だち追加をした患者さんは、健康管理アプリを無料で利用することができます。
健康管理アプリは、お手持ちのスマートフォンで、血圧などの健康記録、グラフ化、医療機関から送信された画像の確認をすることができます。
日々の健康状態の可視化は、患者さんの健康意識を高め、かかりつけ医の判断の一助となることが期待できます。
スマートクリニック健康管理アプリの機能
- 血圧 / 服薬 / 体重 / 気分 / メモ / 食事写真 / 血糖値の記録
- 記録データのグラフ化
- 医療機関から送信した検査結果や臨床画像などの確認
患者さんの健康記録の参照
患者さんは、医療機関から依頼があった場合に、健康管理アプリに記録した情報を医療機関に公開することができます。
先生は、患者さんが公開した健康情報を、医療機関アプリで確認することができます。
サマリー
患者さんが記録した健康情報の要約を確認することができます。
- 確認したい期間を指定可能
- 血 圧:平均、目標値オーバー回数、朝夜の最高と最低を表示
- 血糖値:最高、最低、平均を表示
- 服薬 / 気分:回数を表示
グラフ
患者さんが記録した血圧と体重の推移をグラフで表示します。目標管理も可能です。
- 表示期間は14日 / 28日で切り替え可能
- 折れ線グラフの点にマウスを乗せると、血圧と体重の値の確認が可能
- グラフ上部のカメラアイコンにマウスを乗せると、食事写真の確認が可能
- グラフ上部の吹き出しアイコンにマウスを乗せると、日記の確認が可能
値一覧
患者さんが記録した内容を日付順で一覧表示します。
- 表示期間は14日 / 28日で切り替え可能
- 各数値に加え、日記の内容と食事写真もまとめて確認可能
ご準備いただくもの
医療機関 パソコン
医療機関には、インターネットにつながり、Zoomを使ったネットミーティングが出来るパソコンがあれば、スマートクリニックを始めることができます。
※検査結果を送付する場合は、検査結果用紙を読み込めるスキャナが必要です。
※臨床画像を送付する場合は、画像診断ワークステーション Unitea αが必要です。
<利用条件>
OS:Windows10 64bit以降
ブラウザ:Google Chrome 103以降
クライアント証明書インストール必須
<推奨環境>
CPU:i5/i7またはAMD相当 メモリ:8GB以上
ストレージ:128GB以上 モニタサイズ 14インチ以上
解像度:1,920×1,080 ネットワーク:実行速度2Mbps以上
患者さん スマートフォン
患者さんはスマートフォンをお持ちであれば、スマートクリニックを始めることができます。
※LINEアプリのインストールが必要です。
<利用条件>
iOS:15.6以降 ブラウザ:Safari15.6以降
Android:12以降 ブラウザ:Google Chrome103以降
運用開始までのスケジュール
01 面談
オンラインによる対面で、スマートクリニックのご説明やデモ、お客様のヒアリングを行います。
02 ご契約
コニカミノルタの営業が現地にお伺いし、ご契約の手続きを行います。
03 アカウント構築
オンラインでLINE公式アカウント構築の手順をご説明いたします。
04 端末セットアップ
コニカミノルタのサービスマンが現地にお伺いし、端末のセットアップを行います。
05 レクチャー
メッセージ配信やリッチメニューの設定方法などを、専任スタッフがオンラインでレクチャーいたします。
06 運用開始
運用開始後も引き続きサポートいたしますので、安心してご利用ください。アプリの設定や運用で困ったことがございましたら、お気軽に専用フォームやコールセンターにご相談ください。
ご契約から運用開始までは、約1か月間を予定しております。サービスについてのご質問などがございましたら、フォームにて、お気軽にお問い合わせください。
構築・サポート
LINE公式アカウント開設やサービスマンによる端末設定等の構築はもちろんのこと、運用開始後もスムーズにサービスを活用いただけるようサポートいたします。
安心の情報セキュリティ
スマートクリニックは、医療機器の製造・販売を行うコニカミノルタが構築した情報セキュリティ管理体制※1のもとでご提供いたします。医療機関も患者さんも安心してご利用いただけます。
※1スマートクリニックの情報セキュリティ管理体制
- 情報セキュリティに関する国際規格ISMS「ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014」を取得
- ID・パスワードによる認証を実装
- TLS1.2による暗号化通信を実装
- 国内のデータセンターで稼働するクラウドサービス上にお客様情報を保存
- 監視を含めたシステム運用業務を国内で運営
注意事項
- パソコンはWindows 10/Windows 11 64bit、Google Chrome 103以降。詳細はお問い合わせください。
- ご利用端末の設定は院内パソコンに限ります。
- 「Unitea α」は「画像診断ワークステーションREGIUS Unitea(認証番号:225ABBZX00052000)」の呼称です。