リモートサービスと予知保全
リモートサービスと
予知保全
リモートサービスと予知保全
コニカミノルタではリモート管理サービス「CS Remote Care」のご提供により、セキュアな状態共有を実現し、故障の未然防止や、故障時の迅速対応でダウンタイム縮小に努めています。これにより、印刷枚数の自動データ送信により管理の簡素化を実現。故障時の自動通報の他、パーツや消耗品の状態を管理しており、適切なタイミングになるとトナーの自動配送を行ったり、エンジニアが訪問して消耗品の交換などを行います。
リモートサービスの
ベネフィット
セキュリティーへの対策
機器から収集する情報は、機器の状態、使用状況、故障状態を示す情報のみです。安全な方法でサービスに必要な情報のみを活用し、文書や画像データに関する情報やワンタッチに登録された情報は、収集いたしません。
カウンター検針を
自動化
出力枚数カウンターをCSRCセンターに自動で送信します。ハガキや電話でのカウンター数値の連絡といった面倒な作業が解消され、お客様の手をわずらわせません。
リモート点検による
遠隔診断通知
機器の状況を定期的に取得し、その情報に応じて点検訪問を行います。トラブル時には、自動でCSRCセンターに通報し、機器修理のダウンタイムを最低限に抑えます。
トナー残量の把握と
自動配送
機器にセットされているトナーの交換時、または残量が少なくなった時に機器が自動通報し、コニカミノルタがトナーをお客様に配送する、トナー自動配送サービスをご利用頂けます。
稼働状況の
レポーティング
CSRCで取得した各種カウンター情報や紙詰まり・サービスコール情報など、必要な情報を抽出し、レポートを作成するシステム「bizhub i Care」で、機器毎のご利用状況を月毎の推移でご確認いただけます。
故障予知とビッグデータ
CS Remote Careは全世界で約100万台以上稼働しており、実際の稼働状況をフィードバックすることで、故障予知の精度を日々高めています。CS Remote Careのデータにはビッグデータの分析環境を導入、機械学習や時系列予測、検証を繰り返して使える分析モデルを構築しています。顧客ごとの出力枚数予測に基づくトナー交換の最適化やコールセンターのコール履歴分析など、60種以上の分析モデルを揃えており、高度なデータマイニングでお客様を支援しています。
遠隔操作による将来の展開
コニカミノルタではCS Remote Careをプラットフォームとして、新たなサービスの展開を行っています。たとえばトラブル時に、複合機のパネル画面をお客様と共有できる遠隔リモート修理や、ファームウェアの更新が行えるサービスなど、お客様が本来の業務に集中できるように、IoTを活用した新しいサービス展開を計画しています。
センシング領域との技術連携
コニカミノルタでは、高い技術をもった光学測定器や各種センサーを扱っています。これらの技術を応用展開し、印刷機に高度なセンサーを内蔵することで、印刷時のエラーや、部品の消耗検知など、ダウンタイムやエラーの低減を行っています。プロダクション機ではセンシングによるリアルタイムな画像制御補正装置を導入し、監視カメラやレーダーを活用したソリューションも開発しています。