EPICWIN 5000CMKII
ブック原稿や立体物のスキャニングからデーター編集までスマートに
A3対応フルカラー・フェイスアップスキャナーシステム
シンプルな原稿上向きセット方式と多彩な画像編集機能で、原稿に、使う人に優しいスキャニングを
EPICWIN 5000CMKIIは、原稿を上向きにしたままスキャンし、画像の編集から配信まで一連のスキャン作業を効率化するシステムです。取扱いの難しい貴重な文献や分厚く重たい書籍も上向きセットで、原稿を傷めることなく、裏返す手間を省いてスキャンできます。
取り込んだ画像の編集機能も搭載し、難しい操作を必要とせず配信まで行えます。
原稿への負荷を配慮しながら、使う人にも優しいスキャニング環境を構築できます。
- ※
- 写真はオプションの原稿ガラス押えキットを装着した状態です。
フェイスアップスキャナーとは?
通常のスキャナーの場合
原稿を持ち上げて下向きにセット。複数ページをスキャンする場合には、その都度セットしなければなりません。ページ数が多く重たい書籍などは、時間も掛かり大変な作業となります。
EPICWINの場合
EPICWINは原稿を上向きにセット。複数ページをスキャンする場合にも原稿を持ち上げる必要なく、ページをめくるだけで次々とスキャンできるので、作業効率が大幅に向上します。
メリット1/本を傷めないでスキャン
上向きセットにより原稿を押さえる必要がなく、無理な荷重がかからないため原稿の破損防止につながります。光源には蛍光灯を使用し、原稿の劣化を低減する工夫を施しています。
メリット2/立体物もスキャン可能
通常のスキャナーでは難しい立体物のスキャニングも、EPICWINなら原稿台に載せてそのままスキャンできます。デジカメ等での撮影に比べても、ブレが発生することなく、最適な照明で美しくデーター化できます。
- ※
- 立体物については原稿台上がフラットな状態で5cmの高さまで読み取りが可能です。
フルカラースキャニング
フルカラースキャニングに対応。美術本から貴重な文献、さらには遺跡の発掘品など、色鮮やかに取り込みできます。データー化することで、劣化のない美しい状態のまま保存できます。
最大 600dpi の高解像度
200 / 240 / 300 / 360 / 400 / 600dpi で取り込み可能。原稿や目的に合わせて解像度を選択できます。また、光学解像度は 360dpi に、CCDセンサーは 1,054万画素へと大幅に向上。精密な標本や模型もクリアな画質で取り込みます。
左右分割可動式原稿台を採用
原稿台は左右分割可動式。原稿台の左右および中央部が上下にスライドするため、分厚い書籍をどのページで開いても、左右のページがフラットになるようにセットできます。
ブック補正機能
ブック原稿特有の湾曲やとじ部の文字組みなどを自動で補正するほか、とじ部影除去や枠消し、指消し機能等のデジタル補正機能を搭載。さまざまな原稿を自動的に美しく再現します。
オプション装着で、さらに快適なスキャン作業を
ハンドスイッチ・フットスイッチ
指または足でスイッチを押すとスキャンを開始でき、作業効率が大きく向上します。また、体の不自由な方にもお使いいただけます。
原稿ガラス押え
指で押さえることのことのできない原稿に使用します。特殊なヒンジにより、重さを感じることなく開閉できます。
EPICWIN 5000CMKII はこの様な場所でお使いいただけます
図書館で
分厚い本や貴重な文献、取扱いの難しい書物も傷つけることなく、すばやくきれいにスキャンできます。
美術館やで博物館で
絵画などの美術本や展示品の立体物もスキャン。色味の気になる原稿もカラーで美しく再現します。また、額入りの作品もそのままスキャンできます。
入力サービス会社や企業の資料室で
バインドされた大量の資料をばらすことなくスキャニング。ページをめくるだけですばやくデーター化できます。
研究施設や医療機関で
模型や標本など精密な立体物も、高画質にスキャンできます。重く分厚い専門書も、上向きで快適にスキャン。