大規模オフィス向け
"高速処理＆クラウド・モバイルソリューション"連携強化
「bizhub C754e」「bizhub 754」シリーズ発売
～ 効率的な出力環境の運用と管理を実現 ～

2013年7月2日

コニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：松﨑 正年、以下 コニカミノルタ）は、「bizhub（ビズハブ）」シリーズ最上位機種として、A3カラー複合機（MFP）2機種「bizhub C754e/C654e」（以下「bizhub C754e」シリーズ）と、A3モノクロ複合機（MFP）2機種「bizhub 754/654」（以下「bizhub 754」シリーズ）を7月10日より発売いたします。

本シリーズは、さまざまな業務が集中する大規模オフィス向けに、大量のプリント＆スキャンを高速処理し、生産性向上に寄与するとともに、多様化するリクエストに多彩なソリューションでお応えします。複合機と直接つながるクラウドサービスやモバイル端末連携で、業務効率を高め、コスト削減や経営スピードの向上に寄与します。

新機能として、クラウドサービス「Google Apps^™」^※1「Evernote^®」^※1と、「MicroSoft^® Office SharePoint Server^®」^※1に連携しています。スキャンしたドキュメントを複合機から直接クラウドサービスに保存でき、クラウドサービス上に保存しているデータを複合機の操作パネルから直接印刷することが可能となりました。また、モバイル端末向けアプリ「PageScope Mobile」^※2では、クラウドサービス上のドキュメントをPCを使用せず印刷できるため、文書管理の効率化と情報共有に貢献します。

さらに、企業内に散在する複合機を一元管理する当社のアプリケーション「PageScope Enterprise Suite^※3」を活用すれば、複合機全体の使用状況把握や認証情報の統合管理ができ、効率よくTCO(Total Cost of Ownership)の削減が図れます。複数（マルチ）サーバー構成にも対応し、認証情報や印刷ジョブの処理など役割を分けることで、一極集中を避け、ネットワークの負荷を軽減します。また万一、1台のサーバーがダウンした場合でも複数のサーバー内で役割を切り替えることで、ダウンタイムを短縮します。加えて、ICカード認証印刷で、複合機を自由に選択し出力できる“ユビキタスプリント”が可能で、プリントの取り忘れや部外者による持ち去りを防ぎ、セキュアな環境を提供します。

環境面では、ペットボトルとウォーターサーバー用のガロンボトルを再生樹脂「再生PC/PET」^※4として独自開発し、本体外装に採用しています。なお、両シリーズは、優れた環境性能を備えた“グリーンプロダクツ・プラス（GP・Plus）認定製品”^※5です

コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas：革新はあなたのために。」を掲げ、お客様の業務形態に合わせた「オプティマイズド プリント サービス」(OPS)をワールドワイドで展開しています。今後もお客様のニーズに適切なソリューション＆コンサルティングをご提供してまいります。

※1

「bizhub C754e」シリーズはオプションのアップグレードキット「UK-204」と「i-Option LK-101 v3」、「bizhub Connector S-1/bizhub Connector G-1/bizhub Connector E-1」(近日発売予定)が必要です。「bizhub 754」シリーズは非対応です。

※2

当社提供のモバイル端末用アプリケーション。bizhubでの印刷、スキャン、各種クラウド連携が可能です。

※3

「PageScope Enterprise Suite Ver. 3.0」：複合機の集計管理や権限管理、ユーザー個々のパネル設定・管理、ユビキタスプリントに必要とされる当社が提供するアプリケーションの総称です。

※4

「再生PC」と「再生PET」の複合リサイクル素材。「再生PC」：ポリカーボネートは、透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などが高く、窓ガラスやDVD、自動車部品など幅広く用いられています。「再生PET」：PET（Polyethylene terephthalate）は、ポリエステル素材の一種で、リサイクル利用されるペットボトルの素材です。

※5

2011年7月から優れた環境性能を持つ製品を評価するコニカミノルタ独自の制度『グリーンプロダクツ認定制度』の本格運用を開始し、独自の厳しい基準を設けることで、持続可能な社会の実現に向けて常に高い目標意識をもち、環境配慮のための技術革新に努めています。

標準価格

商品名	プリント速度 （A4ヨコ）	本体標準価格 （税別）	搬入設置料金 （税別）	発売日
bizhub C754e	カラー毎分：60枚 モノクロ毎分：75枚	3,300,000円	50,000円	7月10日
bizhub C654e	カラー毎分：60枚 モノクロ毎分：65枚	2,800,000円	50,000円
bizhub 754	モノクロ 毎分：75枚	2,980,000円	45,000円
bizhub 654	モノクロ 毎分：65枚	2,480,000円	45,000円

主な特長

高機能と利便性を両立

先進機能&アプリケーション連携

MFP内蔵Webアプリケーション「bizhub Connector」を利用すれば、「Google Apps」、「Evernote」および「Microsoft Office SharePoint」^※1のクラウド上のストレージに、複合機のパネルを操作してスキャンデータを送信したり、クラウド上のデータをパネルからプリントする事もできます。複合機にログイン後、クラウドサービスなどへの認証情報を一度だけ入力・保存することで、その後のアクセス時に自動ログインができるシングル・サインオン^※2にも対応し、情報共有環境と文書管理の効率化を促進します。

※1

「bizhub C754e」シリーズは、オプションのアップグレードキット「UK-204」と「i-Option LK-101 v3」、及び「bizhub Connector S-1 /bizhub Connector G-1/bizhub Connector E-1」(近日発売予定)が必要です。「bizhub 754」シリーズは非対応です。

※2

「bizhub Connector G-1/bizhub Connector S-1」利用時のみ。

アプリによるモバイル端末の活用

複合機のモバイル端末用アプリ「PageScope Mobile」を活用することで、「Google Drive」や「Microsoft SharePoint」などのクラウドサービスや社内サーバー^※と柔軟に連携でき、情報の共有や活用の幅が大きく広がります。本アプリは、iOS/Android™ OSの両方に対応しています。

※

SMB1.0クライアントからの接続をサポートしているWindows、Sambaサーバー。PageScope Mobileと同じローカルエリアネットワークに接続されているものに限ります。

操作をより快適にするマルチタッチUI(User Interface）を採用

操作パネルをより直観的に操作できるピンチイン/ピンチアウト、ローテーション、ロングタップ操作に対応しています。シンプルな操作ステップが作業ストレスを軽減します。

紙文書を編集可能なOfficeファイルに変換でき情報管理に貢献

紙文書をスキャンすることで画像などの電子データに置き換えるだけでなく、汎用性の高いファイル形式（Microsoftワード、エクセル、パワーポイント）への変換^※ができます。データの再利用や編集が可能となるだけでなく、お客様の最適な文書/情報管理に貢献します。

※

「bizhub C754e」シリーズでMicrosoft ワード、エクセルを変換するには、アップグレードキット「UK-204」と「i-Option LK-110」が必要です。「bizhub 754」シリーズはパワーポイントのみ変換可能です。

FAXを全文検索可能なPDFへの電子化^※1と回線集約による最適配置

取引先からの頻繁なFAX受信も、「サーチャブルPDF」に変換し、電子化した文字情報を活用してPCでの検索が容易となり、業務効率を向上させます。さらにFAX回線を最大4回線^※2まで同時に収容でき、機器の最適配置を実現します。

※1

「bizhub C754e」シリーズは、オプションの アップグレードキット「UK-204」/「i-Option LK-110」が必要です。「bizhub 754」シリーズは非対応です。

※2

「bizhub C754e」シリーズは、オプションの「FK-511」と3、4回線に拡張する場合は、オプションの「MK-728」と「FK-508」が必要です。「bizhub 754」シリーズは非対応です。

生産性&TCO削減を促進

高速・高性能カラースキャナー搭載で生産性向上

1パス両面同時読取り装置を標準搭載しています。両面の読込速度は180ページ分/1分間の高速/高画質(400dpi)のカラースキャンができます。白紙原稿除去機能も搭載し、白紙を検知し無駄なスキャンやコピーの防止も可能です。

　

E-mail受信プリント機能搭載

モバイル端末から、複合機に割り当てられたE-mailアドレスへ直接ファイルを送るだけでプリントできる新機能^※により、外出先でもリアルタイムに情報伝達が可能となります。

※

「bizhub C754e」シリーズは、オプションのアップグレードキット「UK-204」/「i-Option LK-110」が必要です。「bizhub 754」シリーズは非対応です。

複合機を一元管理するアプリケーションのマルチサーバー対応

当社提供の「PageScope Enterprise Suite」は、システム全体での冗長化と負荷分散のためマルチサーバー構成に対応しており、トラブルを未然に防ぐシステム環境を構築できます。またデバイスへのリモート一括設定機能により、デバイスやユーザー数の多いオフィスでの管理効率を向上させます。

環境性能と快適性を追求

本体外装の27.4%、23カ所で再生素材を採用

当社は、安全基準を満たす強度や難燃性を備えた再生樹脂「再生PC/PET」をケミカルプロセッシング技術により独自開発し、フラッグシップ機「bizhub C754」シリーズ^※1に事務機業界で初めて採用し「bizhub C754e」シリーズ、「bizhub 754」シリーズにも使用しております。この2シリーズで、3年間で約1000人が消費するPETボトル再利用量^※2が見込まれます。

※1

2012年1月発売

※2

試算の説明
・国内PETボトル年間消費量603,951t（2011年度）［出展：PETボトルリサイクル推進協議会］
・ペットボトル1本当たりの平均重量 26g［出展：日本容器リサイクル協会］
・日本人のPETボトル年間消費量 約232億本・総務省人口推計 127,799千人(2012年10月1日現在)として、1人当たりの日本人のPETボトル年間使用量は約182本。
・販売目標台数を用いて算出
・コニカミノルタ国内販売会社社員数約3,000人の年間PETボトル使用量の約33％に相当

製品の環境性能を評価する独自の制度「グリーンプロダクツ・プラス（GP・Plus）」に認定

国際エネルギースタープログラム基準（TEC値）^※1を大幅にクリア

「bizhub C754e」シリーズでは、国際エネルギースタープログラムの基準と比較して、TEC値を73%以上削減しています。「bizhub 754」シリーズでは、前シリーズ機^※2と比較して、23%以上削減しています。またTEC値を低減することで、CO₂排出量も減少させています。

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国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値

※2

「bizhub 751」シリーズ

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Google Apps、Google Drive、AndroidはGoogle Inc の商標、または登録商標です。

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iOSの商標は、Apple Inc.の米国およびその他の国のライセンスに基づき使用されています。

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Microsoft SharePointは、Microsoft Corporationの商標または登録商標です。

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Evernoteは、米国Evernote Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です

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bizhub、PageScopeはコニカミノルタ株式会社の登録商標です。

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モバイル端末用アプリケーション「PageScope Mobile」からの印刷は、無線LAN経由で印刷できる環境が整っている必要があります。

関連リンク

• bizhub C754e/C654e
• bizhub 754/654