環境マネジメント

環境マネジメント グループ全体をISO14001でマネジメントし、継続的に環境改善活動を推進しています。

環境中期計画(2010年度目標)

全世界のコニカミノルタグループが、一丸となって進めます。

コニカミノルタでは、「グローバル」「グループワイド」「ライフサイクル」をキーワードとして、「地球温暖化防止への取り組み」「循環型社会への対応」「化学物質リスクの低減」の3つの切り口で、総量目標を設定し、その達成に向けて挑戦しています。

環境中期計画(2010年度目標)
地球温暖化防止
2010年度
製品ライフサイクルCO2排出量を2000年度比20%削減
2010年度 日本のグループ全生産サイト及び全研究開発サイトでのCO2排出量を1990年度比7%削減
2010年度 米国、欧州、アジアの生産サイトでのCO2排出量を2000年度比7%削減
2010年度 物流時のCO2排出量を2000年度比売上高原単位30%削減
2010年度 製品使用時のCO2排出量を2000年度比30%削減
循環型社会への対応
2010年度
全世界の生産サイトでの排出物量を2000年度比20%削減
2007年度 日本のグループ全生産サイトでゼロエミッションレベル2※達成
2008年度 米国、欧州、アジアの全生産サイトでゼロエミッションレベル1※達成
2009年度 米国、欧州、アジアの全生産サイトでゼロエミッションレベル2※達成
化学物質リスクの低減 2010年度 VOCの大気排出総量(リスク換算)を2000年度比1/10
2007年度 特定重金属(鉛,六価クロム,カドミウム,水銀)を全製品で全廃
2010年度 サプライチェーンを包含する新たな化学物質管理の仕組み確立
ゼロエミッションレベル1基準
再資源化率:90%以上
最終処分率:5%以下(2次残渣も含む)
費用削減  :外部支払費用90%以上の削減効果(ベンチマークに対して)、または、外部売却費用およびゼロエミ活動効果益が外部支払費用を上回ること
ゼロエミッションレベル2基準
レベル1基準を達成していること
売上高あたりの外部排出物量30%削減(2001年度に対して)

地球温暖化防止

製品ライフサイクルCO2排出量を2000年度比20%削減

地球温暖化防止では、生産時、物流時、製品使用時を含めた製品ライフサイクルCO2排出量を2010年度に2000年度比で20%削減する目標を掲げるとともに、この目標値を日本サイトからのCO2排出量、米国・欧州・アジア生産サイトからのCO2排出量、物流時のCO2排出量、製品使用時のCO2排出量の4つの目標値に展開しています。サイトからのCO2排出量については、日本では「2010年度までに1990年度比で7%削減する」という京都議定書の日本の目標である6%削減を上回る目標値を、また米国・欧州・アジアでは「2010年度までに2000年度比で7%削減する」という目標値を設定し、その達成に向けて挑戦しています。

【コニカミノルタの考え方】

地球温暖化防止は製造業にとって最も重要な社会的責任の一つです。コニカミノルタグループでは、製品ライフサイクルの視点に立って地球温暖化防止に取り組んでいます。生産段階での事業所からのCO2排出はもちろんのこと、製品が出荷された後の物流時のCO2排出、そしてお客様での製品使用時のCO2排出も含め、それぞれの段階での排出量削減に取り組んでいます。

製品ライフサイクルでCO<sub />2</sub>を削減

生産サイトからのCO2排出削減では、各事業会社の事業ごとに生産量などを分母にした原単位での目標を設定し、稼働率・収率向上など生産性を向上させることで、CO2(エネルギー)生産効率を向上させる取り組みを推進しています。また、専門家によるエネルギー使用状況の総チェックすることで省エネ施策を絞り出す省エネサポートプログラムをワールドワイドで展開し、徹底した省エネを進めています。物流時のCO2排出削減では、CO2排出量が非常に多い航空機での輸送を極力減らす取り組みを進めるとともに、ワールドワイドでの物流拠点の再編など物流を効率化することで、物流CO2削減を進めています。お客様での製品使用時のCO2排出削減では、MFPを中心としたお客様でご使用いただく製品における省エネルギー化を進めることで、お客様での電力使用によるCO2排出削減に貢献しています。

循環型社会への対応

全世界の生産サイトでの排出物量を2000年度比20%削減

循環型社会への対応では、ワールドワイドでサイト排出物総量を2010年度に2000年度比20%削減する目標を掲げるとともに、この目標を日本および米国・欧州・アジア生産サイトでのゼロエミッション目標(ゼロエミッションレベル2:2001年度に対して売上高あたりの外部排出物量30%削減)へ展開し、ワールドワイドでの環境負荷低減を進めています。

化学物質リスクの低減

VOCの大気排出総量(リスク換算)を2000年度比1/10

化学物質リスクの低減では、VOC(揮発性有機化合物)の大気排出総量(リスク換算)を2000年度比1/10にする目標を掲げるとともに、ジクロロメタンなど優先削減物質については個別目標を設定し、化学物質による環境リスクを最小限に抑える活動を継続しています。

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