コニカミノルタ ランニングプロジェクトは、ジョギングをはじめたばかりの初心者から記録の更新を狙う本格的なランナーまで、走ることを愛するすべての人をサポートいたします。
駅や学校などの公共施設はもちろんのことオフィスやマンションなどでも見られるようになったAED(自動体外式除細動器)ですが、止まりかけた心臓に電気ショックを与える医療機器だということは今や多くの方がご存知だと思います。しかしどれだけの方が使い方まで知っているでしょうか。スポーツ現場での死亡事故の半数近くが突然死で、その大半が心臓疾患が原因だと言われています。マラソン大会などでもAEDを使用したという事例を世界でも良く聞きます。もしあなたが走っている横で、一緒に走っていたランナーが突然倒れたとしたらどうしますか?
今回はそんな身近にありながら、意外と知らないAEDの使い方をご紹介します。
⇒救急車とAED要請
⇒胸骨圧迫(心臓マッサージ)&AED
⇒心電図解析が始まる
AEDは止まりかけている心臓に電気ショックを与え再び正しいリズムに戻し、蘇生するための医療機器です。ただし電気ショックの前後に脳へ血液の供給を絶やさないために、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続けることが大切です。胸骨圧迫により心臓に溜まった血液(酸素など)を脳に押し出してあげる必要があります。
心臓が本来のリズムを崩し痙攣している状態を心室細動と言いますが、この細動が1分続くごとに約7~10%助かる確率が減っていきます。救急車を要請しても119番をしてから現場に救急隊が到着するのに全国平均で8分と言われています。近くにいる人の1秒でも早い心肺蘇生(胸骨圧迫&AED)が救助には重要です。
現在AEDは一般市民の誰でも使うことが許されてます。ただしいざという時に使えるためにも是非一度消防署などが行う講習会を受けられることをお勧めします。
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