児玉和也 写真展「風の吹く場所」

展示概要

作者コメント

8年間撮り続けてきたこの写真を整理しようと思ったのは、 祖父が咽頭癌になった昨年の春だった。
しかし、それは、どこかに発表しようということではなく、「祖父が死んでしまったら、葬式で写真展をしたい。」という少しおかしな動機からだった。
祖父、相川常雄は長崎市で農家を営んでいる。そんな祖父を撮り始めたことに目的などなかった。私が物心ついてから、私にとって祖父は誰よりも格好良い人だった。格好良い人を格好良く撮りたいと思い、シャッターを切り続けてきた。
しかし、そんな祖父の格好良さの正体を、私はまだハッキリと突き止めることができないでいる。それは外見的なものではない。かといって、ほとんど口を開くことがない祖父の精神性など知りもしない。では、一体何なのだろうか。それは、祖父が創り出す空間なのかもしれない。しっかりとした、心地の良い手触りを伴う空間。
彼の周りにはいつも風が吹いている。

作者プロフィール

児玉和也(こだま・かずや)

1993年
長崎県生まれ
2016年
九州産業大学 卒業

展示作品

モノクロプリント A3、A2 約30点

同時開催

運営終了のお知らせ

当館は2017年1月23日を以って運営を終了しました。長い間ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。

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