ジョージ・スタインメッツ写真展「NEW YORK AIR」

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ジョージ・スタインメッツ写真展「NEW YORK AIR」

開催概要

コニカミノルタプラザは、世界的に著名なドキュメンタリー・フォトグラファー、ジョージ・スタインメッツの日本で初めての写真展「WORLD EXPLORER」を2011年1月に開催しました。壮大な地球環境をモーターパラグライダーから撮影した、大空を自由に舞う鳥の目線で眺めたような神秘的な光景は、多くの方々を魅了しました。

これまで長きにわたり、人跡まれな、地図上でも空白になっているような世界各地の秘境をドキュメントしてきたジョージ・スタインメッツは、2014年、世界一の大都市ニューヨークを空撮する約1年間のプロジェクトに取り組みました。2月2日から12月31日まで、小型ヘリコプターを自在に操る熟練操縦士とタッグを組み、大型新建築計画や再開発のただ中で刻々と変化するニューヨークの現在を撮影。その作品は、「ニューヨーカー」誌の特集記事として掲載され大きな反響を呼びました。

このプロジェクトは作品集“NEW YORK AIR”としてまとめられ、本展はこの写真集刊行に合わせて開催される新作写真展となります。
新たなランドマークを含めた現代建築や歴史的建造物ばかりでなく、公園、ストリート、ビルの屋上、巨大なインフラ施設まで、広範な都市のディテールの多様性が見事に視覚化されています。世界最高峰の空撮写真家による、世界で最もダイナミックな都市ニューヨークの比類なき「ポートレート」をご覧いただきます。

メッセージ

今回ご覧いただく作品は、2014年2月2日から12月31日と比較的短い期間に撮影されたものです。当初は気付かなかったものの、このときニューヨークは過去何十年かの間で最も盛んな建設・再開発の真っただ中にありました。ニューヨークの5区をヘリコプターで巡りながら気付いたのは、これほどまでにダイナミックな都市ともなると、フォト・ドキュメントの決定版を完成させることなど到底できないということです。作品を撮り終えるころには、ニューヨークという都市は既に変わってしまっていることでしょう。そこで私はこのプロジェクトを、ある時点における都市のポートレートと位置付け、その姿をできるだけ正確に捉えるよう注力しました。

その大部分がコンクリートやレンガ、ガラスといった物質から構成されるニューヨークですが、季節の移り変わりとともに、まるで生命あるもののように劇的にその姿を変化させます。カリフォルニア州に生まれ、ハドソン川の対岸(ニュージャージー州)から好奇心満載でニューヨークを訪れた私にとって、これは思いがけない発見でした。無知であることは有利なことだなどと言うのは短絡的かもしれません。けれどもニューヨークという都市を上空から先入観なく眺めることで、生粋のニューヨーカーさえも目にしたことのない、この都市の側面を明らかにすることができたと思っています。

上空からの撮影を続けていく中で、ニューヨークという都市に対して自分自身も驚くほどの情熱を抱いていたことを知りました。ニューヨークこそが、私のイマジネーションを刺激する機会を差し伸べ、空撮写真家としての私の視野を広げてくれたのだと感じます。
空撮に魅せられた写真家が挑んだニューヨーク。その喜びを皆さまにも感じていただければ幸いです。

ジョージ・スタインメッツ
George Steinmetz

1957年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。スタンフォード大学地球科学部卒業。1986年以降、「ナショナル ジオグラフィック」誌で40本、「GEO」誌で25本以上の特集記事を手掛ける。
世界報道写真コンテストで<科学技術>部門1位を2回、「ライフ」誌のアルフレッド・アイゼンシュタット賞など受賞歴多数。2006年には、南極のドライバレーや火山群で仕事をする科学者をドキュメントするため、アメリカ国立科学財団から助成金が授与されている。2008年、ナショナル ジオグラフィックのアドベンチャー・オブ・ザ・イヤー受賞。
写真集“AFRICAN AIR”(2008年)、“EMPTY QUARTER”(2009年)、“DESERT AIR”(2012年)を刊行。本年10月、最新写真集“NEW YORK AIR”刊行。
現在、ニュージャージー州を拠点に活動している。

同時開催

運営終了のお知らせ

当館は2017年1月23日を以って運営を終了しました。長い間ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。

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