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展示スケジュール
2014年9月の展示
むらいさち 写真展「きせきのしま」~ちいさな島の夢のはなし~
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むらいさち 写真展「きせきのしま」~ちいさな島の夢のはなし~

展示内容の詳細


作者の撮影ノートより

撮影の前に

「きせきのしま」に初めて訪れたのは、ダイビング雑誌の取材でした。
この島があるのは前々から知っていましたが、僕の中でいつか行くことになるだろうという思いと、行けばきっと相性が良いだろうという思いがずっとありました。
そして、聞いてはいましたが、実際にその島に行き直径33Mしかないその小ささにびっくり!
しかし、その島で時間を過ごしていると、不思議とその島がどんどん大きく感じ、俯瞰してみれるようになり、いつしかその島を通して世界全体を見渡しているような気持ちになりました。
取材などで僕は世界中の海を訪れています。その中で地球環境の変化のせいなのか、あらゆる場所で、砂浜が削られてヤシの木が倒れていたり、前まであったサンゴ礁が全く無くなっているという光景を何度も目にしてきました。
しかし、この島では海面の上昇もなく、島の周りをぐるっと囲み、増え続けるサンゴ礁など、今の時代では考えづらい現象が起こっていました。それは生態系が絶妙に保たれていることに他なりません。
そして、満天の星空、イルカとの出会い、島にかかる虹など、素敵すぎる現象を見せてもらい、ここが「きせきのしま」なんだと認識しました。
僕は出会った瞬間、この島と恋に落ちていたようです。

最も印象に残ったこと

初めて訪れた時が撮影としては一番順調でした、前半はずっと晴れ。晴れのシーンがほとんど撮影できていたため、ある夜「虹が撮りたいので、ちょっとだけ雨を降らしてもらえませんか?」と空にお願いをしてみました。
すると翌日、夕方から雲が出てきて、激しいスコールに。ここまでとは言ってなかったのですが(笑)。スコールが去った後、大きな大きな虹が現れました! しかもダブルレインボー。それを見て、一度は帰ったボートが引き返して来てくれて、沖に出て島にかかる虹を撮影することができました。ウルウルしながらも、とにかく夢中でシャッターを切ったあの気持ちは忘れられません。
いろいろな奇跡が重なったその写真も展示していますので、楽しみにしていただければと思います。

作品エピソード

「きせきのしま」は南の海にポツンと浮かんでいます。
島にはヤシの木が13本と、犬と猫と鳥とヤドカリだけが住んでいます。
寝るときはビーチにゴロリ、毎朝、朝日の光で目を覚まし、暑い昼間は海で泳ぎ、真っ赤に染まる夕日をのんびり眺め、夜は満天の星空を眺めながら眠りにつきます。
その中で出会った、いくつかの奇跡を写真に収めました。遊びで行くとのんびりなこの島も、撮影で行くと実はとても忙しいのです。朝日の撮影から始まり、夜の星空まで・・・。その時々全てがシャッターチャンスになります。夜寝ていても、時にスコールに襲われびしょ濡れになって泣きそうになりますが、そんな後にナイトレインボーに出会ったりします。
水道もネットも通じないこの島は、ほんとうに何もありません。しかしそれ以上のものを僕に与えてくれました。
その僕が感じた思いが見てくれた方に伝わるように撮影を重ねました。


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
開館時間 10:30~19:00
(最終日は15:00まで)
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