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コニカミノルタプラザ
展示スケジュール
2014年10月の展示
宮嶋康彦 写真展「アジアモンスーン」
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宮嶋康彦 写真展「アジアモンスーン」

展示内容の詳細


作者コメント

海風に吹かれながら、ながらく日本海沿岸の浦々を歩いてきた。北東アジアの政情は、戦後最悪といわれるほど悪化するなか、いにしえから沿岸に張りついて漁(すなどり)をしてきた人たちの表情には変わりがないように見える。
ユーラシア大陸に乳房のように突き出た朝鮮半島。その乳を飲んで育った時代が、この国にはあった。
長崎の北の海上に位置する対馬には、多くの渡来仏が祀られている。中国系の北魏仏、朝鮮系の新羅、百済、高麗仏など百余の仏像が今も祈りの対象となっている。ただ、それらの仏像の多くは、打ち壊しの疵や火中痕がみとめられ、動乱と思想の変遷を語りながら鎮もっている。
大和朝廷に国譲りをした出雲族とは誰か。渡来人はどのように土着し、倭人と混血したのか。遣隋・唐使の往来、仏教伝来、水稲の伝播、倭寇の跳梁、本邦初渡来の象や麒麟、河馬でさえ、アジア固有の季節風を帆に受けて渡来した。
かつて日本海はアジア的活力に満ちた時代があった。「魏志倭人伝」は南北に市糴(してき:交易して米を買い入れる)する島民を記して、海上を往き来する海の民の存在を伝えた。
いま、わたしたちに吹く風は心地よいだろうか。かつてアジアの民が、季節風をとらえて自由に往来した風は、いまも変わりがないのだろうか。

作者プロフィール

宮嶋康彦(みやじま・やすひこ)

1951年長崎生まれ
20代から、文章の富と写真の富を融合させて新たな富を生み出す試みを続けている。
1985年 ドキュメントファイル大賞
Office Hippo 主宰(2012 年から出版部開設)
立教大学大学院兼任講師を経て現在東京造形大学非常勤講師

展示作品

カラープリント 小全紙 約60点


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
開館時間 10:30~19:00
(最終日は15:00まで)
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