現在地:
コニカミノルタ 日本
コニカミノルタプラザ
展示スケジュール
2014年11月の展示
中澤 仁 写真展「時空の記憶」
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中澤 仁 写真展「時空の記憶」

展示内容の詳細


作者の撮影ノートより

新たな試み

健康上の理由により、この先そんなに永くは写真活動が出来ないと感じ始めた数年前から、これまでの写真人生の集大成として個展を行いたいと思うようになった。そして、集大成なのだからこれまで撮影してきた全作品群の中から選抜した写真で構成しようと考えた。ただ、これまで一貫したテーマは特に持たず、被写体とのほとんど偶然的な出会いを大切にして、その都度最適な構図とシャッターチャンスでの作品作りを心掛けてきた私にとって、まとまりのある大きな作品群を構成すること自体が大きくかつ新たな試みであった。
これまでの作品群の中から写真を選ぶ切り口を何にするかは、この新たな試みを行う上でかなり重要なポイントであるが、これを私は“自分らしさ”に置くのが写真人生の集大成の写真展としてふさわしいのではないかと考えた。

最も印象に残ったこと

私の写真における“自分らしさ”とは、カメラアングル・構図・シャッターチャンスなどの工夫により何でもない日常の風景を非日常的風景として表現することを指すが、これを切り口にして選抜した写真を眺めていて、ある発見があった。出会った被写体それぞれに対して個々に完結させた写真を作ってきたはずなのに、それらの写真の多くは孤独・不安・不気味な気配を感じさせるという点で共通していたのである。常日頃、写真の持つ意味よりも視覚的インパクト・面白さを重視した写真を目指してきた私にとって、これは驚きであった。そしてこのようなことになっている理由を自分なりに考察して、これは私自身の中にある平和や幸福に対する潜在的な想いの表れであると結論付けることにした。というわけで、写真展の準備を通して自分の写真の底に流れている本質のようなものを見つけることができた気がする。これが最も印象に残っていることかもしれない。

今後の作品制作について

自分らしさを更に追求した作品作りを目指したい。具体的には、私が得意とする形にこだわった写真に自分らしさを加味し、造形的な写真を心象的・非日常的に表現した作品(心象的造形写真)を目指したい。
また、もし再度写真展を行う機会が得られれば、今度は何らかのテーマを設定するも、そのテーマに関連する被写体の単なる紹介写真ではなく、その被写体を心象的・非日常的に表現した作品を発表することを目指したい。


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
開館時間 10:30~19:00
(最終日は15:00まで)
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