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展示スケジュール
2014年5月の展示
寺沢孝毅 写真展「知床 万物共生の半島」
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寺沢孝毅 写真展「知床 万物共生の半島」

展示内容の詳細


作者コメント

初めて知床を訪ねたのは学生時代だった。流氷とそこに舞うオオワシやオジロワシに魅了され、それ以来私の心をつかんで離さない。
大学卒業後、私は旭川から、世界的な海鳥繁殖地である道北の天売島に移り住んだ。ある年、冬場を中心に島へ上陸するアザラシの本づくりのため、出産場所とされる知床の流氷へ通い詰めた。
そのとき、希少なクラカケアザラシの赤ちゃんに何度も出会う奇跡に恵まれた。これに乗じて知床を徹底取材しようと勢いづいたのが10年ほど前だ。「怖いので絶対しないと決めていたヒグマの撮影を避けて通れなくなった。
そんなとき一人の漁師に出会う。海に流氷がない春から初冬まで、知床半島の先の方にある番屋を拠点に、仲間たちとサケ・マスを獲っていた。ヒグマ生息地のど真ん中で暮らす彼の経験は、「本当なのか」と耳を疑うほど並外れで新鮮だった。無理を言って番屋にお邪魔し、そこで目の当たりにしたのは、ヒグマと漁師が一線を画したルールのなかで共生する暮らしぶりと、自然に謙虚に順応しながら漁をする姿だった。人と自然の在り方、知床の真価を見たような気がし、心に深い感銘を覚えずにはいられなかった。
海からそびえ立つ山岳地帯と、それを囲む海からなる知床。そこには流氷を源とする植物プランクトンの大発生や、ヒグマやクジラを頂点とする生態系がある。それらが多様に織りなす生命の連鎖はダイナミックであっても凝縮されていて、陸続きの半島なのに、ひとつの島にも見えてくるから不思議だ。

作者プロフィール

寺沢孝毅(てらさわ・たかき)

1960年北海道士別市生まれ
1982年北海道教育大学卒業後、羽幌町立天売小学校教師として赴任。
1992年教員退職後、教員時代から続けてきた、絶滅危惧種のウミガラスをはじめとする海鳥の保護・調査を継続。そのかたわら自然写真家としての活動を本格的に開始。
ウミガラスの保護活動で北海道青少年科学文化振興賞受賞。
1999年「海の宇宙館」を天売島に開設し、自身の写真を生かして天売島やプロジェクトの活動の情報発信、展示を行う。
2006年ウミガラスなどの長年にわたる鳥類保護で日本鳥類保護連盟会長賞受賞。
2009年守りたい生命プロジェクト有限責任事業組合(LLP守りたい生命プロジェクト)を設立

展示作品

カラープリント A3ノビ 約45点

主催

「東京写真月間2014」実行委員会 <東京都写真美術館・(公社)日本写真協会>

後援

環境省・外務省・文化庁・東京都・ミャンマー大使館


アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
開館時間 10:30~19:00
(最終日は15:00まで)
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