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平尾 敦 写真展

展示内容の詳細


作者の撮影ノートより

撮影の前に

家族旅行といえば登山、これが私の少年時代でした。
しかし高校、大学と進学するうち私の興味は海外に移り、カメラ片手にアジア・アフリカを巡るようになりました。すっかり疎遠になっていた山でアルバイトをしようと考えたのも、旅の資金を確保することが目的でした。
しかし、思えば初めて自分から山を目指した経験でした。そして、子供のころから何度も訪れているはずの上高地も、いつもと違って見えたことを今でも覚えています。

最も印象に残ったこと

入山初日、天気は土砂降りで山は雲の中にありました。そんな天気が3日ほど続いた日の朝、突如として雲が流れ、北アルプスの山々が姿を現しました。荘厳という言葉がしっくりと来るような景色に息を呑みました。
登山者の方で、せっかくの休暇に晴天を望まない方はいないでしょう。山の天候は安全を確保するうえでも重要であり、登山そのものの印象さえ変えてしまうからです。しかし、山に留まれば悪天候さえ愛おしく思えてしまう不思議。山に「登る」のではなく、山に「居る」という実感が込み上げてきた瞬間でした。

作品エピソード

今回の撮影では主にコンパクトカメラを使用しました。山に登るうえで少しでも荷物を軽くするという目的の他に、いつでも撮りたいときにカメラを取り出すためです。日々の生活を記録に残すと決めてから、朝起きてから夜寝るまで、常にカメラをポケットに入れ、少しでも気になった瞬間には写真を撮るようにしていました。これを一カ月、毎日続けていたところ、小屋の皆さんからは「パパラッチ」というありがたいあだ名を頂戴しました。
四六時中カメラを構える私と寛容に接していただいた皆さんには感謝の言葉しかありません。

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