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内山りゅう 写真展

展示内容の詳細


トークショー

「内山りゅうスライドトークショー」が開催されました。

2011年5月21日(土)午後2時より、当館ギャラリーCにて写真家・内山りゅうさんによるスライドトークショーが開催されました。当日は内山さんが撮影した水辺の風景や生き物の作品を、写真展に展示されていないものも含めてスライド上映。解説を加えていただきながら、ライフワークとされている淡水環境での撮影について、現場での苦労話やさまざまなエピソードとともに語っていただきました。

大きな拍手に迎えられ、内山りゅうさんが登場。まずは、内山さんが長年こだわり続けている“淡水”とはどういった環境なのか、モニターを使ってしばしレクチャーしていただきました。「家庭のお風呂の水を地球全体に例えるなら、“淡水”はわずかコップ半分ほど」と地球規模からも貴重な水資源であることを強調し、自ら取材した世界の河川など、水事情を伝えるさまざまな写真を披露してくださいました。

「20世紀が“石油の世紀”なら21世紀は“水の世紀”。世界中で飲料水の争奪戦が起こっています」と内山さん。われわれ日本人にその事実が馴染まないのは、日本はもともと水資源に恵まれた国だからだと説明してくれました。ここからは、日本の川がなぜ美しく、また水資源が豊かなのかを、水辺の風景を捉えたたくさんの作品を見ながら詳細に解説していただきました。

メダカを捉えた1枚の写真から、内山さんは近年メダカの生息環境が極端に減り、撮影がどんどんむずかしくなっていることを話してくれました。その他、ヘビやアユ、オオサンショウウオなど、水辺の生き物を捉えた写真を見ながら、撮影時に苦労したことや使用機材について、さらにはフィルムカメラにこだわって撮っている理由など、興味深いお話を次々に聞かせていただきました。

世界有数の素晴らしい水環境を持つ日本。しかし、いまそれが急速に失われつつあるそうです。メダカの減少をはじめ、その事実を声なき声で訴えているのが水辺の生き物たちだと内山さんは言います。だからこそ、みんなが日本の“水”の素晴らしさを知り、守っていくことが大切だと強調されました。最後は、内山さんがお客様からの質問に答えられてスライドトークショーは終了。今回もたくさんのお客様にご参加いただき、誠にありがとうございました。


アクセス

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