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2010年度コニカミノルタフォト・プレミオ年度賞受賞写真展
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2010年度コニカミノルタフォト・プレミオ年度賞受賞写真展

展示内容の詳細


コニカミノルタホールディングス株式会社(代表取締役社長 松﨑正年)は、この度、第12回(2010年度)コニカミノルタ「フォト・プレミオ」年度賞受賞者を決定致しました。

「フォト・プレミオ」は、1999年、写真制作意欲及び写真表現技術に富む若い方々に対し、作品発表の機会を提供すると共にその活動を奨励することを目的に創設されました。年4回の募集期から年間12~18名を選出し、月2名ずつ写真展を開催します。その中から、大賞1名、特別賞2名が年度賞として選出され、大賞受賞者には100万円、特別賞受賞者には各30万円の奨励金が授与されるとともに、翌年度に受賞写真展として3名による合同展が新宿・コニカミノルタプラザにて開催されます。
なお、フォト・プレミオの主催はコニカミノルタホールディングス株式会社、フォト・プレミオ事務局はコニカミノルタプラザにて運営しております。

第12回(2010年度)は、大賞に竹田武史(たけだ・たけし)氏の「茶馬古道をゆく」が選出され、特別賞には、關口寛人(せきぐち・ひろと)氏の「babies」と中野智文(なかの・ともふみ)氏の「Re:Shanghai」が選出されました。

  • ※6月25日(土)16:00からギャラリーCにおいてフォト・プレミオ2010年度賞授賞式を行います。その為一部作品がご覧頂けません。予めご了承ください。

大賞 竹田武史写真展「茶馬古道をゆく」

大賞作品「茶馬古道をゆく」(竹田氏)は、中国雲南、四川からチベットへと続く茶葉の交易路を、的確な視線で捉えたドキュメンタリー作品です。1点1点の完成度も高く、作者の巧みな表現力から、古代より存在し続ける茶葉の道とそこに生きる人々の姿が見事に浮かび上がってきます。時の流れの中から一瞬を積み重ねることが写真の大きな特性ですが、そこから生まれる写真表現ならではの力強さがこの連作の魅力となっています。

作者コメント

中国で唐の時代に拓かれたという茶葉の交易路「茶馬古道」。それは世界の茶の原産地とされる雲南、四川から標高5000m以上の山々を越え、いくつもの大河を横切りながら、チベットへと続いていた。お茶はいったいどうして、そのような険しい道のりを旅する必要があったのだろうか。十数年来アジアの原風景を撮り続けてきたが、今回は、のべ7ヶ月間にわたって古道を辿り、お茶と共に生きる人々の姿を追った。

竹田武史


作者略歴

竹田武史(たけだ・たけし)

1974年 京都府生まれ 同志社大学神学部卒業。

大学在学中から写真家を志し、写真家・井上隆雄氏に師事。2006年から2008年、「茶馬古道」を取材。中国大陸に日本の文化的ルーツを追いながら撮影を続け、雑誌、展覧会を通して作品を発表している。
個展:2006年「大長江~悠久の大河6300kmの旅」銀座ニコンサロン 他
著書:「茶馬古道の旅~中国のティーロードを訪ねて」(淡交社)など。

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特別賞 關口寛人写真展「babies」

特別賞作品「babies」(關口氏)は、ある介護施設を訪ね、様々な障害の治療のひとつであるドールセラピーで認知症ケアを受けている高齢者を撮影した作品です。インパクトを与えるようなショッキングな光景とも見てとれるポートレートを、柔らかな光を纏ったように写しとめています。テーマの捉え方から表現方法まで、作者の優れた視点によって心惹かれる映像となっています。

作者コメント

本作は2010年、大阪府の介護施設で、ドールセラピーという認知症ケアを行う高齢者を撮影したものだ。 人形と接することで感情表現が豊かになり、不眠や徘徊などがおさまることもあるという。 高齢者にとって人形は、息子、娘、孫など「大切な誰か」に姿を変えるように思えた。 私には看取れなかった祖父と、介護施設で暮らす祖母がいる。 二人と自分との関係を確認しようと本作を撮り始め、誰かの「大切な誰か」を思うことで、答えを見つけられた気がする。本作を見て「大切な誰か」と自分との関係を、今一度考えてもらえたら嬉しい。

關口寛人


作者略歴

關口寛人(せきぐち・ひろと)

1984年 神奈川県横須賀市出身
2007年 日本大学芸術学部写真学科卒業

個展:2006~2007年「カンボジア・障害者村に生きる」(新宿Nikon Salon/大阪Nikon Salon)
    2010年「いきをつぐ」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY)
受賞:第26回 国際協力フォトコンテスト・アジア部門一般賞

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特別賞 中野智文写真展「Re:Shanghai」

特別賞作品「Re:Shanghai」(中野氏)は、2010年に開催された上海万博で賑わう上海の街と人々を独自のユーモラスな視点で捉えた作品です。「Re:」は電子メールの返信を表す略語ですが、上海の日常に溶け込んだ作者の主観から、ストレートで伸びやかな映像が発信されました。それぞれが様々な解釈をして、自分独自の上海を自由に想起できるかのように、楽しい作品群となっています。

作者コメント

前夜、会場周辺に自然と集まった人たちは空を見上げ続けていた。
2010年5月1日、上海万博は開幕した。242の国・国際機関が参加する祭典が中国経済の象徴の街、上海を照らし出す。1970年に高度経済成長の象徴として大阪万博を開催した日本人。EXPO’70の回顧映像に経済的指標に絶対的価値を見出した当時の世相を感じ取る。日本に代わり、GDP(国内総生産)を世界第2位へと躍進させようとする中国。この国の人々が街角で作るシンボリックな光景に、大阪万博を直接体験したかを問わず、我われ日本人こそ複雑で多様な感情を持ちえるだろう。

中野智文


作者略歴

中野智文(なかの・ともふみ)

1978年 兵庫県生まれ
2002年 近畿大学法学部卒業
2007年 MIO写真奨励賞・審査員特別賞「クラスター爆弾の子供たち」
2008年 個展「Little Baghdad」エイトワン・ラボギャラリー(大阪)

新聞社を経て、EPA通信社(European Pressphoto Agency)所属。
フリーランスとしてドキュメンタリー写真、広告写真も手がける。
http://www.tomofuminakano.com/(別ウィンドウで表示されます)


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