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2011年7月の展示
京都国立博物館の試み「美の計測」
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京都国立博物館の試み「美の計測」~デジタルが生む新たな視座~

展示内容の詳細


イベントレポート

村上 隆氏によるギャラリートークを開催

7月2日(土)、午後4時からと午後5時からの2回にわたり、今回の展示の企画総括ディレクターである京都国立博物館学芸部副部長の村上 隆氏が、ギャラリー内のお客様に展示に関する解説を行いました。各回とも約30分の短い時間でしたが、会場内をお客様と回りながら、「美の計測」というタイトルに込められた思いに始まり、青銅鏡の復元過程の説明に至るまで、わかりやすく、ためになるお話をたっぷりと聞かせてくださいました。

今回の展示のエッセンスが集約されているという入口のイメージポスター(看板)から解説がスタート。まずは、本展示が文化財をデジタルデータ化(インプット)し、それを適切に表現(アウトプット)する、新しい試みであることをお話しされました。そこから、インプットするための装置として、青銅鏡や銅鐸などの「形」と「色・質感」をそれぞれ読み込む2つの最新機器を紹介してくださいました。

「インプットの技術を活かし、それをどう表現(アウトプット)するかが重要」と語る村上先生。今度は、精緻なデジタルの情報を使った多彩な表現方法を、実際の展示物を見ながら紹介していただきました。人間の目(脳)の錯覚を利用し影付けしたという青銅鏡のパネルや、CG映像で詳細に確認できるようになった銅鐸の中身のお話などは、どれも興味深く、お客様もみな真剣な様子で耳を傾けられていました。

今回紹介した表現方法の中でも目玉に位置づけられると、村上先生もおっしゃっていたのが、本来の形と材質に極限まで迫った三角縁神獣鏡の復元品です。従来の鋳造による復元では再現しきれなかった“デジタルの表現力”について強調され、ジュエリーのような輝きを放つこの鏡が作られる過程を詳しくお話しいただきました。

最後は、青銅鏡を自由な角度から観察できるVR(バーチャルリアリティ)表現のデモンストレーションを実施。すべての展示解説を終えて、村上先生は「デジタルによって可能になったこれらの表現を通して、多くの人が古代の生活や技術によりいっそう関心を持っていただけたらうれしい」とメッセージされ、ギャラリートークは終了となりました。ご参加いただいたお客様には、お礼申し上げます。ありがとうございました。


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