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会場レポート - 『KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2010』作品展

『KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2010』作品展 3月6日(土)~3月23日(火) KONICA MINOLTA PLAZA ギャラりーB&C 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 入場無料 期間中無休

会場レポート

受賞者の方たちの展示の様子・グランプリ発表会の様子を後日掲載します。お楽しみに!

グランプリ発表会

最終審査

2010年3月22日(月・祝)、「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード2010」グランプリを決定する最終審査とその発表会(表彰式)が、コニカミノルタプラザで行われました。正午から審査員4名が作品の展示されたギャラリーBとCに入場して審査をスタート。2部門・全43作品をあらためて鑑賞し、手元のシートに評価などを書き込んでいきました。

お客様に参加していただいた「あなたが選ぶオーディエンス賞」の投票も、12時30分に締め切られました。投票券が入った牛乳ビンを43の作品スペースから回収し、すぐさまその集計を実施。ビジュアルアーツとプロダクト&コミュニケーションの2つの部門で、それぞれに投票数が一番多く、お客様の心を最も動かしたのは、果たしてどの作品だったのでしょうか。

そのあと、作品を見て回られた4名の審査員による最終審査が行われました。個々の作品への評価や感想などをそれぞれ披露し合い、ときには熱い議論も展開され、ビジュアルアーツ部門とプロダクト&コミュニケーション部門の各1作品ずつのグランプリ、さらに審査員特別賞(4作品)とコニカミノルタ特別賞(1作品)が決定しました。

グランプリが決定

16時には会場となったギャラリーCに入選者や関係者が集まって、グランプリ発表会及び表彰式が行われました。主催者のコニカミノルタから、そして審査員を代表してPen編集長の安藤貴之さんからごあいさつがあり、いよいよグランプリほか各賞の発表となりました。

最初にオーディエンス賞が発表・表彰され、そのあと、いよいよビジュアルアーツ部門、プロダクト&コミュニケーション部門の栄えあるグランプリを発表。受賞された2組は、ともに驚きつつもうれしそうに壇上で喜びの言葉を語ってくれました。また、今回は4名の審査員と主催者のコニカミノルタの希望により、それぞれ思い入れの強い作品を特別賞として表彰させていただきました。グランプリ及び各賞を受賞されたみなさん、本当におめでとうございます。

ビジュアルアーツ部門 グランプリ
「Plastic Cycle」点 colors

受賞の言葉
期間中、名刺を見て「心に残った」とメールをくださった方がいて、誰かひとりでも見てくれていたんだと感激しました。それがこの賞にもつながっていると思います。ありがとうございました
審査員講評
コンセプトを正確に捉えて表現していくという面ではいずれ劣らぬ作品ばかりでしたが、本作品は“心を動かす”という部分でひとつ抜きん出ていました。メッセージがきちんと込められていながらも、美しく、そして見た後もしっかりと記憶に残っていく、または残しておきたいと思わせる映像作品でした。ただ気持ちいいだけではなく、環境のことを考えていくようにつながっていく流れも見事!素晴らしいビジュアルを表現されたと思います。(高北幸矢氏)
プロダクト&コミュニケーション部門 グランプリ
「remo-kuma(リモクマ)」MATHRAX LLC./久世祥三、坂本茉里子

受賞の言葉
展示に当たって、スタッフや会場運営のみなさんの細やかな配慮にとても感激しました。この作品展は私たちにとっても作品にとってもいい機会だったと思います。本当にありがとうございました。
審査員講評
エコの問題への解決策として、“クマ”というインターフェイスを用いて、とても優しく伝えているところが素晴らしいと感じました。また、機能的にもいわゆるコンセプトだけではなく、実際のプロトタイプとして徹底的に作り込んで完成度を上げていたことが、作品としての訴求力を高めていたように思います。実際の展示でも紹介の映像が美しく、誰にでもわかりやすく伝えられていたということで、審査員全員の意見が一致しました。(浅井治彦氏)
ビジュアルアーツ部門 オーディエンス賞
「ビンテージ・デニム 「紙漉き」による再生」mmm

受賞の言葉
これからも、いただいたこの賞を励みにがんばっていきたいと思います
プロダクト&コミュニケーション部門 オーディエンス賞
「(e)coバック-エコロジーについて考えさせるビニール袋-」対 Tsui-Design

受賞の言葉
このイベントに参加し、また深くエコについて考えるようになりました。今後もがんばっていきたいと思います
審査員特別賞
「CO2 mega-net」宮崎 ひ 宏康

選出
安藤貴之氏
審査員講評
メガネをつけることでCO2がこれだけ出ているということを、人の気持ちだけでなく、人の体を動かして伝えているのが素晴らしい。美しいとか、完成度が高いというよりも、人の行動を促すところに作品のパワーを感じました。
「KNOT」宮下知也

選出
高北幸矢氏
審査員講評
造形的に美しいソファチェアの、実物を作ったというプレゼンテーションの上手さに感動しました。座り心地を想像し、体でエコを感じながらも、脳で判断するのではなく、幸せな気分にさせてくれる、心を満たしてくれる作品だと思いました。
「ONE MORE?」堀井将太

選出
浅井治彦氏
審査員講評
いつもティッシュをどう取っているだろうとよく観察し、無駄に使っているんじゃないかということを具体的に考えて、とても気持ち良く実際のソリューションへと結びつけた作品だと思います。
「I'm home.」OMOCHIRI

選出
KIKI氏
審査員講評
ペットボトルはそれなりに問題があるものの、私たちのまわりからすぐには消えないものです。それを美しい作品に仕上げて、手に取ることで問題を意識させ、考えるきっかけをつくることは有効だと思います。
主催者特別賞
「ECO FISH」村田勝彦

審査員講評
全審査員からの評価が高く、見た目のインパクトから多くのメディアに取り上げられました。

総評

KIKI氏(モデル/女優)

たくさんの作品に触れて、エコって本当に身近なところにあるんだなと気づかされました。あまり遠い存在だと見過ごしてしまって結局エコに結びつかないと思うんですが、近いところにある作品にそういうものが含まれていて、気づくことからエコへの意識を持てれば、何か大きなものに広がっていくと思います。

浅井治彦氏

今回の作品を見て、デザインは形や色を決めることではなく、世の中の問題性に対してどう解決し、それを形や色で表現して人の心を動かすことだとあらためて思いました。環境の問題は21世紀の基本的で包括的な問題であり、デザイナーやクリエイターの活躍の場もますます増えることでしょう。わくわくドキドキ、みなさんのデザインパワーに期待しています。

高北幸矢氏

何より楽しく審査することができました。私たちにはいいものを選びたいという気持ちが強烈にありますので、そこに応えてくれるほど皆さんの作品のレベルは高かったと思います。なぜこんなにレベルが高いのか?ひとつには皆さんの情熱ですが、もうひとつは社会のエコに対する考え方がすごく高くなっているからだと思います。

安藤貴之氏

エコというむずかしいテーマをいい形で表現するのはとてもむずかしいと思います。しかし、それを発想の豊かさやクリエイションで解決していって、どんどんレベルアップしてきたのがうれしい。個人的に世界のクリエイターの作品を見る機会が多いのですが、今回の入選者の方々の作品は決して世界に引けを取らない、自由で楽しい作品が多かったと思います。

各審査員から今回の総評をいただき、グランプリ発表会は終了となりました。また「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード2010」の作品展示も3月23日(火)を以って終了となります。審査員の方々は口を揃えて、今回はレベルの高い作品がとても多かったと言われていました。入選された43名のみなさんは、これを自信に、この機会をステップとして今後も活躍し続けていただきたいと思います。また何より、今回もたくさんのお客様にご来場いただけたことにたいへん感謝しております。ありがとうございました。

展示の様子

会場での作品設営

ギャラリーB、Cの両会場にて「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード2010」入選者による作品設営を行いました。当日は午前から数組の入選者が集まり、各自搬入した材料を使っての展示作品づくりがスタート。ギャラリー内に割り当てられた個々のコマでは、それぞれの入選作品を壁に掛けたり、自作の台や持ち込んだテーブルにディスプレイしたりなど、さまざまな方法で設営を行っていました。

午後にはさらに人数も増えて、会場内はしだいに活気ある雰囲気になりました。複数で話し合いながら設営を進める人たちもいれば、ひとり黙々と作業に集中している人もいます。制作のスタイルやスピードはそれぞれ違っているものの、皆さん一様に真剣に取り組んでいる姿がとても印象的でした。「作品を見てもらいたい」「メッセージを伝えたい」という思いが、作業風景から伝わってきます。

夕方になって、ギャラリーBとCで作業していたほとんどのコマが完成。制作を終えた入賞者の皆さんは、自分の作品の前で記念撮影をしたり、他の入選者の展示を見て回ったり、思い思いの時間を過ごしていました。さらに、取材のために新聞・雑誌などの記者の方々も来場され、出来上がった作品に足を止めては入選者や会場スタッフに話を聞いたりしていました。

当日の最後は、「KONICA MINOLTAエコ&アート アワード2010」入選者をはじめ、審査員、関係者を招いてのレセプションを行いました。審査員の方から「作品は多くの人に見てもらうことで完成します。明日からが本番です」とエールが送られて開会。短い時間の中でのささやかなレセプションでしたが、入選者の皆さんにとっては互いの活動や作品について語り合う貴重な機会になったのではないでしょうか。

会場が完成

ギャラリーBにはビジュアルアーツ部門の20作品、ギャラリーCにはプロダクト&コミュニケーション部門の23作品。併せて全43作品が勢ぞろいした会場は、個々の作品のパワーがみなぎる空間となりました。作品にはそれぞれ紹介パネルが設置され、その横には“Vote!(=投票)”と表示された牛乳ビンが置かれます。ここにはお客様が気に入った作品に投票していただけるようになっています。得票の多い作品は3月22日(祝・月)のグランプリ発表会で「オーディエンス賞」として表彰されますので、ご来場の際にはぜひご参加いただければと思います。

  • 開催概要
  • 展示内容
    • ビジュアルアーツ部門入選作品
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