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二石友希写真展


作者の撮影ノートより

撮影の前に

夕日に染まりシルエットになった子供と子犬を河原でむかしみたことがありました。沈む夕日に向かってどこまでも歩いていくようでした。ちょっとせつなく、でも幸せな気持ちになりました。その時の気持ちを何かに表したい、そして気づいたら28歳でフリーの写真家になっていました。ポートレイトをメインにエディトリアルを中心に活動。普段は隠れているが、その人がこうありたいと想う確実に存在するものを感じ撮ることが目標です。

最も印象に残ったこと

ポートレートを撮影する時には、少し前ならポラロイド、今ならパソコンやデジタルカメラのモニターで、被写体の方に現場で直接確認してもらいます。この時、自分が感じたイメージと被写体自身が持つイメージとがぶつかっていないだろうかと毎回ドキドキ緊張します。また、あまりにかけ離れている場合は問題ですが、被写体自身も知らない新たなイメージを提示出来、「いいですね。」と言ってもらえた時、この仕事をしていて本当に良かったと思います。

作品エピソード

長期の入院から退院されたばかりの赤塚不二夫さんをご自宅で撮影する機会を得たことがありました。お部屋には赤塚さんのアシスタントをされていた漫画家の方たちが寄せ書きをしたふすまが無造作に置かれていました。赤塚さんのお人柄や温かさが、よくわかる寄せ書きでした。インタビュー後に赤塚不二夫さんをファインダーから覗いたときに、赤塚さんから溢れ出る温かさを感じて思わず涙がにじみました。ポートレイトは撮るのではなく、撮らしてもらうのだとつくづく思った瞬間です。

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アクセス

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