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野町和嘉写真展


トークショー

「野町和嘉 スライドトークショー」開催

2010年5月1日(土)午後2時より、当館ギャラリーCにて野町和嘉さんによる「スライドトークショー」が開催されました。会場では、野町さんがサハラ砂漠のタッシリ・ナジェールで取材・撮影された先史時代壁画を中心とした写真を上映。それぞれの作品について詳細な解説をしていただき、撮影時のエピソードやサハラ砂漠の成り立ち、歴史なども交えながら、約1時間にわたって語っていただきました。

1972年に初めてサハラ砂漠を訪れ、その後数年間にわたり、頻繁に現地へ撮影に出掛けられていたという野町さん。最近になって、昔に比べ日本ではサハラ砂漠に関する情報が非常に乏しいことを痛感したそうです。そこで、当時撮りためて未発表だった写真に、新しく取材した写真を加え、あらためてサハラ砂漠の先史時代壁画を紹介してみようと思ったのが、今回の写真展につながったということです。

衛星画像ソフト(Google Earth)でアフリカの地図を拡大しながら、まずはサハラ砂漠の説明から。お立ち見の方もいらっしゃった満員のお客様を前に、「砂漠をつくったのは雨です」と、その生成過程まで丁寧に解説してくださいました。リアルな衛星画像でタッシリ・ナジェールという土地の特徴を、また、研究者が編んだ年表を使って、先史に登場する部族の変遷やその暮らしぶりなども紹介してくださいました。

展示作品はもちろんのこと、スクリーンには今回の写真展に展示されなかった作品も映し出され、1点1点に添えられる解説に、お客様は真剣に耳を傾けられていました。壁画が何を表現しているのか、どんな画材が使われたのか、そして、当時の生活はどんなものだったのかなど、興味深いお話をたくさん伺うことができました。また、写真が撮影されたピンポイントの場所を、衛星画像の地図をどんどん拡大することで特定し、実際の地理と写真がリンクする楽しい演出も好評でした。

「約5000年後、サハラ砂漠にまた緑が戻ってくるのは間違いありませんが、果たしてそれを確認できる人類は生き延びているんでしょうか?」考えさせられる一言でトークショーは終了。最後はお客様から野町さんへの質問の時間となり、サハラ砂漠へ行ってみたいという方の質問に、野町さんはアドバイスを交えて答えられていました。イベント終了後にはサイン会も行われ、こちらも大盛況となりました。たくさんのお客様にご参加いただき、誠にありがとうございました。


アクセス

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