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柳本尚規・柳本史歩写真展


作者の撮影ノートより

新たな試み

今回の展示は、これまで僕がやってきた展覧会と少し違い、2人でやることになりました。このような企画で展示をするのははじめてで、正直緊張しています。
展示は、2人の視点の違いからひとつの物語のようなものができたらと考えています。写真を通して「故郷」という誰しもが持っているだろうイメージは何なのか?という部分を考えていければと思っています。楽しんでもらえるような展覧会になるように頑張りたいと思います。(柳本史歩)

最も印象に残った事

私の北海道行はほとんどが車で、それも家族と一緒に、という場合が多いのでした。ですから、撮影の旅そのものも普段の生活と変わらない感じで続けてきました。私が撮影をしている間に地域をめぐる環境は大きく変化し、高度経済成長期の破たんを境に地方の衰退が盛んに話題になるようになりました。
しかし、様々な町をゆっくりと移動しているとそれぞれ異なった部分が見えてくるものです。小さな漁村で声をかけられ、そこの小さな神社の例大祭の宵宮に呼ばれたり、丘のトラクターに見惚れていたらこんなものがおもしろいのかと笑われたり…そういう町々を見ていると、ニュースで流れる地方衰退の話題が私たちの目を画一化しているではないかという思いが強まりました。(柳本尚規)

今後の作品制作について

そうした思いが強まって以降、私はできるだけその地域の人たちの話を聞き、仕事や生活のこまごまとしたことなどを教えてもらうことにしてきました。そうすることでその地域の固有性が更に理解できるようになるのでした。現在は若い友人や家族と一緒に、地域文化の記録を目的に、写真の新たな活用方法を模索して立ち上げた「フォトアルヒーブ・ロア」というチームに参加、手分けして地方の各地の現在を撮影するプロジェクトにかかわるようになっています。今後は写真と文字によってその地域の固有性を記録してゆくような活動も展開しようと考えています。(柳本尚規)

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アクセス

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