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荻 由美佳写真展


作者コメント

99,04,06年に労働者派遣法が改正され、現在、年長者に限らず若者を中心とした雇用の不安定化が問題となっている。
私の周りを見渡たしても、フリーターや非正規雇用といった働き方を選択せざる負えない若者たちが確実に年々多くなっている。そして、そういった若者たちは、「格差社会」の被害者として一くくりに論じられる。私は、そんな若者たちを知りたくてその中に飛び込んだ。そして、一日限りの人間関係のなかに垣間見える、彼ら、彼女らの働くことに対する夢や希望、また悩みや不安といったそれぞれの率直な想いを知った。「派遣さん」と呼ばれ、流れゆく人間関係と日々変わる働く現場を目の前に、個人はいつの間にか置き去りにされていた。しかし、彼ら彼女たちは作り上げられた被害者でもなく、名前を持たない労働者でもなかった。そこには一人々の働く人間の姿があった。私は、その中で「働く」とは何かを考えざるおえなかった。

作者略歴

荻 由美佳(おぎ・ゆみか)

1986年 鹿児島県生まれ
2007年 日本写真芸術専門学校 卒業
現在 朝日新聞出版で委嘱フォトグラファーとして勤務

展示作品

カラープリント A3 約30点


アクセス

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新宿高野ビル4F
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