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岩本浩典写真展


作者の撮影ノートより

新たな試み

今回の「WARNING!!」という作品での新たな試みとして、撮影時に作品の最終的なイメージを考えないようにしました。撮影時に多重露光をする事を考えてしまうと、目の前にある本当の景色が見えなくなる様な気がしたからです。また、目の前の景色が発しているモノを見つけるためにも、余計な事を考えないようにしました。それにより、撮影の次の段階で、表現について深く考える事ができました。
また、私が作品のイメージを構成していく時は、ネガ現像後に多量のコンタクトプリントを広げて、一つ一つのカットを見ながらイメージを構成していきます。なので、一つのカットから様々なイメージを膨らませられるように、撮影時から作品のイメージを固めないように努めました。

最も印象に残ったこと

作品を制作する過程で、画像をセレクトし、プリントをする時が一番集中しました。この作品では、画像のセレクト、プリントの作業によって作品の表現が大きく変わっていきます。この事によって、自分の中にあるテーマとそのテーマに関係のない感情の両者に向き合う事が出来ました。
今回、撮影した様々なカットを見比べている時に、テーマに従った表現をしようとしている自分と、テーマとは関係なくヴィジュアルの格好よさを表現したい自分の思いを整理しながらプリントをする作業が、とても良い経験になったと思います。それは、その経験自体が、私自身に課せられたテーマだったのかもしれないと感じています。

今後の作品制作について

多重露光の作品以外でも、今までずっと撮り続けてきている人物スナップをコンセプトを明確にしていきながら、これからも制作していきたいと考えています。
また、私自身がテーマの中に自分の存在を見つけ、テーマに対する自分の位置づけを明確にし、よりテーマを深く掘り下げる事と、それとは逆に、テーマをもっと抽象化し、もっとヴィジュアルを重視した作品も作って行きたいとも思っています。

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