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日本書票協会


主催者コメント

この展覧会では現代蔵書票の実物を展示し、蔵書票の多様性と版画としての美しさ、面白さを広くご紹介します。蔵書票とは蔵書印と同じ目的で使われるもので、書物の見返しなどに貼られ、所有者を示す小紙片のことです。蔵書票には蔵書印と同様に、所有者の名前が入っていますが、多くの場合その他に、何か所有者に関係に関係のある絵を加えます。例えば、ネズミ年の人はネズミを、建築家ならコンパスを、札幌の人は時計台をという具合です。また、自分の名前をもじって絵にする場合も多く、Roseという姓の人はいろいろな版画家にバラの花の蔵書票を注文しています。蔵書票は自分で作ることも出来ますが、版画家に依頼して本格的な版画にするのが通例です。蔵書票の注文者も制作する版画家も意匠を凝らして作りますので、出来上がった蔵書票は、美しい版画になります。今回の展示作品の中には、人間国宝に指定された芹澤銈介の他、初山滋、武井武雄、川上澄生などの日本を代表する蔵書票に加え、東京都後援により公募した蔵書票の精選作品も含まれています。

協会プロフィール

蔵書票は1900年、エミール・オーリックによって日本に紹介されました。第二次世界大戦後は、熱心な木版画家が蔵書票に真剣に取り組むようになり、多色木版の蔵書票は「紙の宝石」として珍重されるようになりました。1943に現在の日本書票協会の前身である「愛書会」が発足し、やがて海外との交流もさかんになって、1957年に日本書票協会という名称になりました。以来、協会は蔵書票の普及と発展のために邁進し、1992年にはアジアで初めての国際蔵書票会議を札幌で開催しまし。会議には約400名あまりが出席し、そのうち海外14カ国から70名の参加者がありました。
日本書票協会は2年毎に東京で全国大会を開催し、全国大会のない年度には東京以外の地で、蔵書票フェスタが地元の有志によって企画されています。また隔年に開催される国際書票連盟の会議にも日本書票協会は1982年から毎回積極的に参加、会の企画に寄与しています。

*総会員数:約700名

展示作品

版画 ハガキサイズ大 約490点

主催

日本書票協会(東京都千代田区内神田1-5-11セントラル大手町301号 TEL:03-3291-5519)

後援

東京都


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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