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高橋 勤写真展


作者の撮影ノートより

新たな試み

35年間撮り溜めた家族の写真を使っての写真展は、私にとっては新たな試みである。主に古いモノクロフィルムの作品群で、初めて写真展を開くという『挑戦』なのである。
作品はフィルムをスキャナで読み込み、それをデジタルプリントした。デジタルによる作品作りは、5年ほど前から始めているが、今では完全にデジタルに置き換わった。デジタル作品による写真展も、私にとって新たな試みでもある。

最も印象に残ったこと

すでに、同名の写真集は、昨年の11月に完成し、家族との生きた証として残すことができた。写真集が出来上がった日は、今は亡き『愛妻の17回忌』法要の日であった。偶然とはいえ、運命を感じずにはいられない。「お父さんの写真は、どれをみても暖かい。」昔言った妻の一言が、未だに忘れられない。

作品エピソード

今回の展示作品の中に、家族全員の記念写真が数枚ある。これは年賀状に使うため、35年間毎年欠かさず撮った写真から選んだ。友人たちは年賀状を毎年楽しみにしていてくれた。アルバムに私の家族のコーナーを作って、1年に1枚追加してくれた友人が何人もいたほどだ。
今回の写真のセレクトは大変だったが、趣味として写真を始めたころからのコンタクトが、運良くすべて残っていた。それを片っ端から見ていったのである。35年間の撮影フィルムは膨大で、その中から家族の写真だけを見つけ出し、それが「作品として使えるか」の判断もいる。この作業だけで、3~4日を費やしている。選びだした300枚ほどをフィルムスキャナで読み込み、デジタルプリントで出力した。その後も何回かのセレクトを繰り返し、最終的に50枚余にした。使ったフィルムスキャナはちょっと旧式で、読み込み時に傷・埃等を自動修正してくれない。なので、読み込んだあとの傷のスポッティング(画像修正)は、大変な労力を要した。眼は疲れるし、長い時間はできない。だが、今では懐かしい作業となった。

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