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斎藤とよ子写真展


作者コメント

手賀沼は千葉県我孫子市と柏市にまたがる面積650ha 、周囲38kmの細長い沼です。豊かな水と自然に恵まれて、昔から農業用水や漁業など、生活の場として利用されてきました。大正期には志賀直哉など、白樺派の文人達が移り住んで沼を愛し、優れた作品を残しています。しかし、昭和も中頃を過ぎると急激な都市化に伴い、家庭からの生活排水の流入で沼の水が汚濁され、国の水質調査ではワースト・ワンの汚名を受けてきました。カメラを手に初めて手賀沼に足を運び目にしたのは、一面アオコで覆われ病んでいる姿でした。それでも四季折々に変わる風景は、市民の憩う場となり、安らぎを与えてくれる所となっています。私も写真を通して多くの人々と出会い、故老の漁師さんから澄んでいた沼の話を聞いたりし、沼に思いをはせてきました。現在は、県の支援を受けて水質浄化運動も進み、念願のワースト・ワンも返上できました。手賀沼は少しずつ、昔の自然を取り返している気がします。

作者略歴

斎藤とよ子(さいとう・とよこ)

1940年 茨城県生まれ
1979年 千葉県我孫子市に転居
1988年 現代写真研究所で初めて写真を学ぶ
日本リアリズム写真集団会員

展示作品

モノクロプリント 半切 約35点


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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