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中嶋勇一写真展


作者コメント

地中海最大の島シチリアは、ローマから飛行機で1時間ほどだが列車では10数時間、そしてフェリーという長旅になる。なので、イタリア人の中には、「シチリアはイタリアではない」と言う人さえいる。私がシチリアを初めて訪れたのは15年以上前になる。そこには、今まで私が見てきたイタリアというものを払拭させる風景が広がっていた。険しい岩肌が剥き出した荒れた大地と相反する美し過ぎる海岸。いくつもの文化が織り混ざった建築、人々の生活。度重なる侵略や災害を経験したシチリアの人々は信仰心が強く、優しさに満ちあふれている。そして、訪れる者をいつも最高のもてなしで迎えてくれる。シチリアの人々に接しているとすべてのものを神が創り、神の力によって人々が生きているということを感じさせてくれる。肌を突き刺すような強い太陽の夏、ゆっくりとした時間の中でシャッターを押すと、自分の幼い頃の夏を思い出させてくれた。

今回で4度目のシチリア。フィルムに残されたイメージを印画紙に焼き付ける、長い写真の歴史の中で培われた手法によって表現することで、シチリアの夏が織りなす様々な「色」を感じとっていただけたらと思います。

作者略歴

中嶋勇一(なかじま・ゆういち)

1959年 神奈川県生まれ
1978年 写真館勤務
1980年 スタジオS勤務(スタジオマン)
1985年 ファッション写真家市村勲氏に師事(アシスタント)
1988年 フリーランスとして独立
タレント、ファッション、広告写真撮影
イタリアを中心にヨーロッパ、アジアでの撮影を始める
1998年 スタジオジュリエッタとしてウェディングフォト事務所を設立

展示作品

カラープリント 半切・全紙 約60点


アクセス

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東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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